【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年1月〜3月期のJR奥羽本線 (津軽湯の沢駅～青森駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.2万円/坪(3.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -1.9％( -0.2万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 31 件(１年前(2024年)に比べて -38.0％( -19件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 104.1 坪 (昨年 92.7 坪から +12.3 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 60 平方メートル未満のDINKS・子供独立後の老後世帯を対象とした中規模物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。新青森駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは新青森駅で昨年に比べ +32.0 ％、坪単価は 13.8 万円/坪となった。
上位 1 駅(新青森駅)は +32.0 ％(坪単価 +3.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(弘前駅)は -11.5 ％(坪単価 -1.1 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2024年 39.3 分 → 2025年 33.0 分、-15.9 ％と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 2.0 ％ → 2025年 3.2 ％)
価格下落要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2024年 4.0 ％ → 2025年 3.2 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった新青森駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.8万円/坪(4.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +32.0％( +3.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(１年前(2024年)に比べて +33.3％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった弘前駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.7万円/坪(2.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -11.5％( -1.1万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 10 件(前年比変わらず)。
| JR奥羽本線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 津軽湯の沢駅 | - | - | 0.7万/坪 (30.3坪) |
| 碇ケ関駅 | - | - | - |
| 長峰駅 | - | - | - |
| 大鰐温泉駅 | - | 3.1万/坪 (42.4坪) | 2.6万/坪 (45.4坪) |
| 石川駅 | - | 3.7万/坪 (60.5坪) | 4.6万/坪 (151坪) |
| 弘前駅 | 8.7万/坪 (98.8坪) | 9.9万/坪 (96.5坪) | 8.4万/坪 (81.6坪) |
| 撫牛子駅 | - | 6.9万/坪 (72.6坪) | - |
| 川部駅 | - | - | 4.6万/坪 (69.6坪) |
| 北常盤駅 | - | 0.7万/坪 (148坪) | - |
| 浪岡駅 | - | 9.1万/坪 (48.4坪) | 3.6万/坪 (106坪) |
| 大釈迦駅 | - | - | 1.6万/坪 (333坪) |
| 鶴ケ坂駅 | - | - | - |
| 津軽新城駅 | 5.1万/坪 (99.8坪) | - | 13.8万/坪 (33.9坪) |
| 新青森駅 | 13.8万/坪 (49.9坪) | 10.4万/坪 (223坪) | 12.3万/坪 (60.5坪) |
| 青森駅 | 11.0万/坪 (123坪) | 12.4万/坪 (85.6坪) | 12.5万/坪 (70.1坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
新青森駅 13.8 万/坪(昨年同期比 +32.0 ％)
新青森駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.8万円/坪(4.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +32.0％( +3.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(１年前(2024年)に比べて +33.3％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 49.9 坪 (昨年 222.8 坪から -77.6 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 17.7 分 → 2025年 4.2 分、-75.9 ％と大きく減少)
弘前駅 8.7 万/坪(昨年同期比 -11.5 ％)
弘前駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.7万円/坪(2.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -11.5％( -1.1万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 10 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 98.8 坪 (昨年 96.5 坪から +2.4 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 60.9 分 → 2025年 39.7 分、-34.8 ％と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示