この記事は不動産鑑定士、宅地建物取引士により監修しています
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年1月〜6月期の土佐くろしお鉄道阿佐線 (後免駅～奈半利駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.9万円/坪(1.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -35.1％( -3.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 12 件(１年前(2024年)に比べて -81.2％( -52件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 142.8 坪 (昨年 109.5 坪から +30.5 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。のいち駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのはあかおか駅で昨年に比べ +540.0 ％、坪単価は 8.8 万円/坪となった。
上位 1 駅(あかおか駅)は +540.0 ％(坪単価 +7.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(田野駅)は +7.5 ％(坪単価 +0.2 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2024年 9.4 ％ → 2025年 8.3 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となったのいち駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 17.3万円/坪(5.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +49.5％( +5.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(１年前(2024年)に比べて -64.7％( -11件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった田野駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.7万円/坪(0.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +7.5％( +0.2万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -80.0％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 土佐くろしお鉄道阿佐線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 後免駅 | - | 15.5万/坪 (131坪) | 15.5万/坪 (124坪) |
| 後免町駅 | - | 20.0万/坪 (49.9坪) | 21.9万/坪 (63.1坪) |
| 立田駅 | - | 0.03万/坪 (37.1坪) | 6.8万/坪 (193坪) |
| のいち駅 | 17.3万/坪 (63.5坪) | 11.6万/坪 (126坪) | 11.9万/坪 (167坪) |
| よしかわ駅 | 1.0万/坪 (363坪) | - | 1.4万/坪 (424坪) |
| あかおか駅 | 8.8万/坪 (45.4坪) | 1.4万/坪 (72.6坪) | 2.8万/坪 (454坪) |
| 香我美駅 | - | 1.8万/坪 (333坪) | 2.6万/坪 (168坪) |
| 夜須駅 | - | 4.4万/坪 (114坪) | 2.5万/坪 (127坪) |
| 西分駅 | - | - | 5.2万/坪 (116坪) |
| 和食駅 | - | 5.3万/坪 (89.2坪) | 41.7万/坪 (216坪) |
| 赤野駅 | 0.5万/坪 (34.8坪) | - | - |
| 穴内駅 | - | - | - |
| 球場前駅 | - | - | 5.9万/坪 (151坪) |
| あき総合病院前駅 | - | - | 2.0万/坪 (81.4坪) |
| 安芸駅 | 5.5万/坪 (107坪) | 5.1万/坪 (62.7坪) | 8.3万/坪 (100坪) |
| 伊尾木駅 | - | - | - |
| 下山駅 | - | - | - |
| 唐浜駅 | - | 0.3万/坪 (88.1坪) | - |
| 安田駅 | - | - | 1.9万/坪 (72.6坪) |
| 田野駅 | 2.7万/坪 (278坪) | 2.5万/坪 (105坪) | 2.8万/坪 (241坪) |
| 奈半利駅 | - | 3.4万/坪 (56.7坪) | 3.8万/坪 (182坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
あかおか駅 8.8 万/坪(昨年同期比 +540.0 ％)
あかおか駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.8万円/坪(2.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +540.0％( +7.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 45.4 坪 (昨年 72.6 坪から -37.5 ％減)。
田野駅 2.7 万/坪(昨年同期比 +7.5 ％)
田野駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.7万円/坪(0.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +7.5％( +0.2万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -80.0％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 278.3 坪 (昨年 104.7 坪から +165.7 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2024年 4.6 分 → 2025年 4.0 分、-13.0 ％と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 60.0 ％ → 2025年 100.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示