【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年10月〜12月期のJR高徳線 (高松駅～讃岐相生駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.7万円/坪(2.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -38.3％( -5.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 21 件(１年前(2023年)に比べて +23.5％( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 87.4 坪 (昨年 111.6 坪から -21.6 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。ほとんどの駅において下落した。高松駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは古高松南駅で昨年に比べ +518.7 ％、坪単価は 11.4 万円/坪となった。
上位 2 駅(古高松南駅、屋島駅)は +339.7 ％(坪単価 +7.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(神前駅、讃岐白鳥駅)は -81.7 ％(坪単価 -3.6 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 13.4 分 → 2024年 17.5 分、+30.9 ％と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2023年 5.9 ％ → 2024年 4.8 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった高松駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 32.5万円/坪(9.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +51.3％( +11.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった神前駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.25万円/坪(0.08万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -87.9％( -1.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| JR高徳線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 高松駅 | 32.5万/坪 (109坪) | 21.5万/坪 (30.8坪) | 36.2万/坪 (25.7坪) |
| 昭和町駅 | - | 62.8万/坪 (60.5坪) | 51.3万/坪 (39.3坪) |
| 栗林公園北口駅 | - | 38.5万/坪 (16.6坪) | 51.4万/坪 (27.2坪) |
| 栗林駅 | - | 28.3万/坪 (10.6坪) | - |
| 木太町駅 | - | 10.5万/坪 (209坪) | 19.8万/坪 (60.5坪) |
| 屋島駅 | 8.0万/坪 (76.1坪) | 3.1万/坪 (454坪) | 10.7万/坪 (48.4坪) |
| 古高松南駅 | 11.4万/坪 (48.4坪) | 1.8万/坪 (13.6坪) | 7.4万/坪 (393坪) |
| 八栗口駅 | - | - | - |
| 讃岐牟礼駅 | 7.9万/坪 (127坪) | - | - |
| 志度駅 | 2.5万/坪 (133坪) | - | 6.3万/坪 (110坪) |
| オレンジタウン駅 | 8.3万/坪 (75.6坪) | - | 5.5万/坪 (64.5坪) |
| 造田駅 | - | - | 4.5万/坪 (66.6坪) |
| 神前駅 | 0.25万/坪 (33.3坪) | 2.1万/坪 (96.8坪) | 6.6万/坪 (75.6坪) |
| 讃岐津田駅 | - | 1.6万/坪 (151坪) | - |
| 鶴羽駅 | - | - | - |
| 丹生駅 | - | - | 3.0万/坪 (66.6坪) |
| 三本松駅 | 1.8万/坪 (101坪) | 4.1万/坪 (104坪) | 3.3万/坪 (180坪) |
| 讃岐白鳥駅 | 1.7万/坪 (78.7坪) | 7.1万/坪 (269坪) | - |
| 引田駅 | 1.6万/坪 (69.1坪) | 6.4万/坪 (59.0坪) | - |
| 讃岐相生駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
古高松南駅 11.4 万/坪(昨年同期比 +518.7 ％)
古高松南駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.4万円/坪(3.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +518.7％( +9.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 48.4 坪 (昨年 13.6 坪から +255.6 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2023年 10.0 分 → 2024年 11.0 分、+10.0 ％と増加)
屋島駅 8.0 万/坪(昨年同期比 +160.6 ％)
屋島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.0万円/坪(2.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +160.6％( +5.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2023年)に比べて +200.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 76.1 坪 (昨年 453.8 坪から -83.2 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 18.0 分 → 2024年 14.3 分、-20.4 ％と大きく減少)
神前駅 0.2 万/坪(昨年同期比 -87.9 ％)
神前駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.25万円/坪(0.08万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -87.9％( -1.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 33.3 坪 (昨年 96.8 坪から -65.6 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 30.0 分 → 2024年 16.0 分、-46.7 ％と大きく減少)
讃岐白鳥駅 1.7 万/坪(昨年同期比 -75.6 ％)
讃岐白鳥駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.7万円/坪(0.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -75.6％( -5.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2023年)に比べて +200.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 78.7 坪 (昨年 269.2 坪から -70.8 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 7.0 分 → 2024年 42.7 分、+509.5 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示