【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年1月〜3月期のJR中央本線支線 (岡谷駅～塩尻駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.2万円/坪(3.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +1.1％( +0.1万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 17 件(１年前(2024年)に比べて -88.0％( -125件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 167.7 坪 (昨年 118.3 坪から +41.7 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。岡谷駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは辰野駅で昨年に比べ +142.1 ％、坪単価は 7.9 万円/坪となった。
上位 1 駅(辰野駅)は +142.1 ％(坪単価 +4.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(塩尻駅)は -51.2 ％(坪単価 -7.3 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 25.3 分 → 2025年 45.5 分、+79.7 ％と大きく増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった岡谷駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.2万円/坪(4.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +57.9％( +5.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(１年前(2024年)に比べて -82.0％( -41件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった塩尻駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.9万円/坪(2.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -51.2％( -7.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(１年前(2024年)に比べて -91.2％( -62件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR中央本線支線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 岡谷駅 | 15.2万/坪 (199坪) | 9.6万/坪 (101坪) | 9.0万/坪 (102坪) |
| 川岸駅 | - | 8.0万/坪 (44.3坪) | 10.8万/坪 (40.8坪) |
| 辰野駅 | 7.9万/坪 (93.8坪) | 3.3万/坪 (121坪) | 3.1万/坪 (209坪) |
| 信濃川島駅 | - | 0.27万/坪 (327坪) | 0.15万/坪 (169坪) |
| 小野駅 | - | 1.4万/坪 (128坪) | 1.3万/坪 (117坪) |
| 塩尻駅 | 6.9万/坪 (150坪) | 14.2万/坪 (135坪) | 12.4万/坪 (133坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
辰野駅 7.9 万/坪(昨年同期比 +142.1 ％)
辰野駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.9万円/坪(2.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +142.1％( +4.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2024年)に比べて -77.8％( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 93.8 坪 (昨年 121.4 坪から -22.7 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2024年 18.6 分 → 2025年 16.0 分、-13.8 ％と減少)
塩尻駅 6.9 万/坪(昨年同期比 -51.2 ％)
塩尻駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.9万円/坪(2.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -51.2％( -7.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(１年前(2024年)に比べて -91.2％( -62件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 150.2 坪 (昨年 134.6 坪から +11.6 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 25.3 分 → 2025年 83.8 分、+231.8 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示