この記事は不動産鑑定士、宅地建物取引士により監修しています

【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年1月〜3月期のJR鹿島線 (潮来駅~鹿島サッカースタジアム駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.0万円/坪(1.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて -20.8%( -1.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 19 件(1年前(2024年)に比べて -34.5%( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 198.9 坪 (昨年 110.5 坪から +80.0 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。延方駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは延方駅で昨年に比べ +57.8 %、坪単価は 3.6 万円/坪となった。
上位 1 駅(延方駅)は +57.8 %(坪単価 +1.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(潮来駅)は -64.8 %(坪単価 -4.2 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 3.4 % → 2025年 5.3 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった鹿島神宮駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.2万円/坪(2.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて +9.2%( +0.6万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 10 件(1年前(2024年)に比べて -47.4%( -9件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった潮来駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.3万円/坪(0.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて -64.8%( -4.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 8 件(前年比変わらず)。
JR鹿島線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
潮来駅 | 2.3万/坪 (201坪) | 6.5万/坪 (156坪) | 4.3万/坪 (129坪) |
延方駅 | 3.6万/坪 (75.6坪) | 2.3万/坪 (71.1坪) | 1.2万/坪 (205坪) |
鹿島神宮駅 | 7.2万/坪 (211坪) | 6.6万/坪 (95.6坪) | 6.3万/坪 (123坪) |
鹿島サッカースタジアム駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
延方駅 3.6 万/坪(昨年同期比 +57.8 %)
延方駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.6万円/坪(1.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて +57.8%( +1.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 75.6 坪 (昨年 71.1 坪から +6.4 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2024年 12.0 分 → 2025年 14.0 分、+16.7 %と増加)
潮来駅 2.3 万/坪(昨年同期比 -64.8 %)
潮来駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.3万円/坪(0.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて -64.8%( -4.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 8 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 200.9 坪 (昨年 155.8 坪から +29.0 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 21.0 分 → 2025年 33.6 分、+60.1 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示