【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年1月〜3月期の小田急多摩線 (新百合ケ丘駅～はるひ野駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 112万円/坪(33.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +34.1％( +28.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2024年)に比べて -86.4％( -19件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 80.7 坪 (昨年 76.4 坪から +5.6 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。新百合ケ丘駅、黒川駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは黒川駅で昨年に比べ +91.0 ％、坪単価は 74.4 万円/坪となった。
上位 1 駅(黒川駅)は +91.0 ％(坪単価 +35.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(新百合ケ丘駅)は +54.6 ％(坪単価 +46.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 15.8 分 → 2025年 10.0 分、-36.6 ％と大きく減少)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった新百合ケ丘駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 130万円/坪(39.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +54.6％( +46.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2024年)に比べて -83.3％( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった黒川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 74.4万円/坪(22.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +91.0％( +35.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 小田急多摩線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 新百合ケ丘駅 | 130万/坪 (90.8坪) | 84.3万/坪 (68.6坪) | 111万/坪 (44.4坪) |
| 五月台駅 | - | 80.6万/坪 (64.3坪) | 59.0万/坪 (118坪) |
| 栗平駅 | - | 112万/坪 (38.8坪) | 52.3万/坪 (157坪) |
| 黒川駅 | 74.4万/坪 (60.5坪) | 38.9万/坪 (204坪) | 81.6万/坪 (86.2坪) |
| はるひ野駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
黒川駅 74.4 万/坪(昨年同期比 +91.0 ％)
黒川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 74.4万円/坪(22.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +91.0％( +35.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 60.5 坪 (昨年 204.2 坪から -70.4 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 14.5 分 → 2025年 10.0 分、-31.0 ％と大きく減少)
新百合ケ丘駅 130.2 万/坪(昨年同期比 +54.6 ％)
新百合ケ丘駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 130万円/坪(39.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +54.6％( +46.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2024年)に比べて -83.3％( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 90.8 坪 (昨年 68.6 坪から +32.4 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 19.8 分 → 2025年 10.0 分、-49.4 ％と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示