この記事は不動産鑑定士、宅地建物取引士により監修しています
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年1月〜3月期の伊豆箱根鉄道大雄山線 (小田原駅～大雄山駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 33.2万円/坪(10.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -5.5％( -1.9万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 10 件(１年前(2024年)に比べて -84.4％( -54件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 50.2 坪 (昨年 87.0 坪から -42.3 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 60 平方メートル未満のDINKS・子供独立後の老後世帯を対象とした中規模物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。
上位 1 駅(小田原駅)は -32.8 ％(坪単価 -17.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(大雄山駅)は -49.6 ％(坪単価 -5.9 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 3.1 ％ → 2025年 10.0 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 11.2 分 → 2025年 15.2 分、+35.1 ％と大きく増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった小田原駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 35.2万円/坪(10.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -32.8％( -17.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(１年前(2024年)に比べて -78.8％( -26件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった大雄山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.0万円/坪(1.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -49.6％( -5.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -80.0％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 伊豆箱根鉄道大雄山線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 小田原駅 | 35.2万/坪 (46.5坪) | 52.3万/坪 (73.6坪) | 42.9万/坪 (70.2坪) |
| 緑町駅 | - | 48.5万/坪 (22.7坪) | - |
| 井細田駅 | 39.9万/坪 (63.5坪) | - | 36.2万/坪 (186坪) |
| 五百羅漢駅 | - | 17.0万/坪 (172坪) | 29.4万/坪 (54.5坪) |
| 穴部駅 | - | 10.0万/坪 (87.0坪) | - |
| 飯田岡駅 | - | 26.6万/坪 (54.5坪) | 21.7万/坪 (77.1坪) |
| 相模沼田駅 | - | 21.2万/坪 (148坪) | 21.1万/坪 (34.8坪) |
| 岩原駅 | - | 18.5万/坪 (75.6坪) | - |
| 塚原駅 | - | 13.2万/坪 (95.7坪) | 9.7万/坪 (151坪) |
| 和田河原駅 | - | 14.0万/坪 (78.7坪) | 13.6万/坪 (116坪) |
| 富士フイルム前駅 | - | 19.4万/坪 (62.8坪) | 11.6万/坪 (69.1坪) |
| 大雄山駅 | 6.0万/坪 (49.9坪) | 11.9万/坪 (87.4坪) | 14.6万/坪 (141坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
小田原駅 35.2 万/坪(昨年同期比 -32.8 ％)
小田原駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 35.2万円/坪(10.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -32.8％( -17.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(１年前(2024年)に比べて -78.8％( -26件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 46.5 坪 (昨年 73.6 坪から -36.9 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2024年 14.8 分 → 2025年 17.6 分、+19.1 ％と増加)
大雄山駅 6.0 万/坪(昨年同期比 -49.6 ％)
大雄山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.0万円/坪(1.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -49.6％( -5.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -80.0％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 49.9 坪 (昨年 87.4 坪から -42.9 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 15.2 分 → 2025年 20.0 分、+31.6 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示