
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年1月〜3月期の北陸新幹線 (加賀温泉駅~金沢駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 21.8万円/坪(6.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて -12.9%( -3.2万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 78 件(1年前(2024年)に比べて -82.3%( -363件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 92.5 坪 (昨年 86.5 坪から +7.0 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。全ての駅において下落した。小松駅は、昨年から 10 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは加賀温泉駅で昨年に比べ -30.0 %、坪単価は 4.8 万円/坪となった。
上位 1 駅(小松駅)は -8.5 %(坪単価 -0.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(加賀温泉駅)は -30.0 %(坪単価 -2.0 万円/坪)の下落。
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった金沢駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 25.2万円/坪(7.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて -12.9%( -3.7万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 62 件(1年前(2024年)に比べて -82.3%( -289件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった加賀温泉駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.8万円/坪(1.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて -30.0%( -2.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2024年)に比べて -82.6%( -19件/坪)と大幅に減少しています。)。
北陸新幹線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
加賀温泉駅 | 4.8万/坪 (131坪) | 6.8万/坪 (91.9坪) | 4.7万/坪 (98.6坪) |
小松駅 | 9.3万/坪 (178坪) | 10.2万/坪 (99.6坪) | 10.9万/坪 (96.0坪) |
金沢駅 | 25.2万/坪 (74.5坪) | 28.9万/坪 (83.8坪) | 27.7万/坪 (91.3坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
小松駅 9.3 万/坪(昨年同期比 -8.5 %)
小松駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.3万円/坪(2.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて -8.5%( -0.9万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 12 件(1年前(2024年)に比べて -82.1%( -55件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 178.5 坪 (昨年 99.6 坪から +79.2 %増)。
加賀温泉駅 4.8 万/坪(昨年同期比 -30.0 %)
加賀温泉駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.8万円/坪(1.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて -30.0%( -2.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2024年)に比べて -82.6%( -19件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 130.8 坪 (昨年 91.9 坪から +42.3 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 41.0 分 → 2025年 28.5 分、-30.6 %と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示