【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年4月〜6月期の北陸新幹線 (加賀温泉駅~金沢駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 24.5万円/坪(7.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて +1.6%( +0.4万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 68 件(1年前(2024年)に比べて -38.2%( -42件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 89.0 坪 (昨年 74.9 坪から +18.8 %増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。金沢駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは金沢駅で昨年に比べ +11.2 %、坪単価は 30.3 万円/坪となった。
上位 1 駅(金沢駅)は +11.2 %(坪単価 +3.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(小松駅)は -12.6 %(坪単価 -1.4 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2024年 42.7 分 → 2025年 47.9 分、+12.0 %と増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった金沢駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 30.3万円/坪(9.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて +11.2%( +3.0万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 49 件(1年前(2024年)に比べて -44.9%( -40件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった加賀温泉駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.0万円/坪(1.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて -7.6%( -0.4万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 5 件(1年前(2024年)に比べて -16.7%( -1件/坪)と不調に推移しています。)。
| 北陸新幹線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 加賀温泉駅 | 5.0万/坪 (128坪) | 5.4万/坪 (102坪) | 4.3万/坪 (91.4坪) |
| 小松駅 | 9.6万/坪 (98.1坪) | 11.0万/坪 (89.5坪) | 9.2万/坪 (97.9坪) |
| 金沢駅 | 30.3万/坪 (83.2坪) | 27.2万/坪 (70.9坪) | 30.2万/坪 (98.7坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
金沢駅 30.3 万/坪(昨年同期比 +11.2 %)
金沢駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 30.3万円/坪(9.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて +11.2%( +3.0万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 49 件(1年前(2024年)に比べて -44.9%( -40件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 83.2 坪 (昨年 70.9 坪から +17.3 %増)。
小松駅 9.6 万/坪(昨年同期比 -12.6 %)
小松駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.6万円/坪(2.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて -12.6%( -1.4万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 14 件(1年前(2024年)に比べて -6.7%( -1件/坪)と弱含みに推移しています。)。
平均土地面積は 98.1 坪 (昨年 89.5 坪から +9.6 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2024年 27.7 分 → 2025年 32.9 分、+18.8 %と増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示