【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年1月〜3月期の北陸新幹線 (加賀温泉駅~金沢駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 22.5万円/坪(6.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて -18.9%( -5.2万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 134 件(1年前(2024年)に比べて +61.4%( +51件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 90.8 坪 (昨年 94.6 坪から -4.0 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。小松駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは小松駅で昨年に比べ +17.1 %、坪単価は 9.9 万円/坪となった。
上位 1 駅(小松駅)は +17.1 %(坪単価 +1.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(加賀温泉駅)は -50.1 %(坪単価 -3.6 万円/坪)の下落。
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった金沢駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 26.1万円/坪(7.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて -15.3%( -4.7万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 100 件(1年前(2024年)に比べて +42.9%( +30件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった加賀温泉駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.6万円/坪(1.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて -50.1%( -3.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 15 件(1年前(2024年)に比べて +200.0%( +10件/坪)と大幅に増加しています。)。
| 北陸新幹線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 加賀温泉駅 | 3.6万/坪 (170坪) | 7.2万/坪 (98.9坪) | 4.3万/坪 (160坪) |
| 小松駅 | 9.9万/坪 (160坪) | 8.4万/坪 (172坪) | 11.9万/坪 (103坪) |
| 金沢駅 | 26.1万/坪 (72.6坪) | 30.8万/坪 (87.7坪) | 25.9万/坪 (81.0坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
小松駅 9.9 万/坪(昨年同期比 +17.1 %)
小松駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.9万円/坪(3.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて +17.1%( +1.4万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 19 件(1年前(2024年)に比べて +137.5%( +11件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 160.3 坪 (昨年 171.9 坪から -6.7 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 40.1 分 → 2025年 28.3 分、-29.4 %と大きく減少)
加賀温泉駅 3.6 万/坪(昨年同期比 -50.1 %)
加賀温泉駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.6万円/坪(1.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて -50.1%( -3.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 15 件(1年前(2024年)に比べて +200.0%( +10件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 170.0 坪 (昨年 98.9 坪から +71.9 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 34.2 分 → 2025年 73.6 分、+115.2 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示