【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年1月〜3月期の北陸鉄道石川線 (西泉駅～鶴来駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 22.9万円/坪(6.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +17.6％( +3.4万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 22 件(１年前(2024年)に比べて +22.2％( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 111.1 坪 (昨年 106.3 坪から +4.5 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。野々市工大前駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは野々市工大前駅で昨年に比べ +24.1 ％、坪単価は 27.1 万円/坪となった。
上位 1 駅(野々市工大前駅)は +24.1 ％(坪単価 +5.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(小柳駅)は -7.2 ％(坪単価 -0.9 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 11.1 ％ → 2025年 18.2 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 14.4 分 → 2025年 18.1 分、+26.0 ％と大きく増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった押野駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 29.9万円/坪(9.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -3.2％( -1.0万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった小柳駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.1万円/坪(3.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -7.2％( -0.9万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 3 件(１年前(2024年)に比べて +50.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
| 北陸鉄道石川線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 西泉駅 | - | - | - |
| 新西金沢駅 | - | - | - |
| 押野駅 | 29.9万/坪 (46.9坪) | 30.9万/坪 (45.4坪) | - |
| 野々市駅 | 22.5万/坪 (148坪) | 20.2万/坪 (143坪) | 25.0万/坪 (180坪) |
| 野々市工大前駅 | 27.1万/坪 (144坪) | 21.8万/坪 (157坪) | 31.5万/坪 (144坪) |
| 馬替駅 | - | - | 31.6万/坪 (66.6坪) |
| 額住宅前駅 | 36.7万/坪 (54.5坪) | - | - |
| 乙丸駅 | 28.0万/坪 (57.5坪) | - | 24.9万/坪 (122坪) |
| 四十万駅 | - | 23.4万/坪 (76.6坪) | 20.9万/坪 (169坪) |
| 陽羽里駅 | - | 5.7万/坪 (212坪) | 5.5万/坪 (218坪) |
| 曽谷駅 | - | - | - |
| 道法寺駅 | 22.0万/坪 (54.5坪) | 18.6万/坪 (90.4坪) | 22.0万/坪 (90.8坪) |
| 井口駅 | 20.2万/坪 (54.5坪) | - | 3.5万/坪 (254坪) |
| 小柳駅 | 12.1万/坪 (69.6坪) | 13.1万/坪 (54.5坪) | 2.0万/坪 (545坪) |
| 日御子駅 | - | - | - |
| 鶴来駅 | - | - | 1.8万/坪 (27.2坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
野々市工大前駅 27.1 万/坪(昨年同期比 +24.1 ％)
野々市工大前駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 27.1万円/坪(8.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +24.1％( +5.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 143.7 坪 (昨年 157.3 坪から -8.7 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 6.0 分 → 2025年 4.0 分、-33.3 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 50.0 ％ → 2025年 100.0 ％)
小柳駅 12.1 万/坪(昨年同期比 -7.2 ％)
小柳駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.1万円/坪(3.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -7.2％( -0.9万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 3 件(１年前(2024年)に比べて +50.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 69.6 坪 (昨年 54.5 坪から +27.8 ％増)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示