【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年4月〜6月期の東武日光線 (藤岡駅～東武日光駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.8万円/坪(1.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -48.0％( -3.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 24 件(１年前(2024年)に比べて -48.9％( -23件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 98.9 坪 (昨年 116.7 坪から -15.2 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。ほとんどの駅において下落した。合戦場駅は、昨年から 5 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは東武日光駅で昨年に比べ +1788.1 ％、坪単価は 7.1 万円/坪となった。
上位 2 駅(東武日光駅、下小代駅)は +1227.4 ％(坪単価 +3.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(新鹿沼駅、新栃木駅)は -62.6 ％(坪単価 -5.6 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 16.6 分 → 2025年 27.6 分、+66.0 ％と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 8.5 ％ → 2025年 4.2 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった東武日光駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.1万円/坪(2.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +1788.1％( +6.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(１年前(2024年)に比べて +300.0％( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった下小代駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.22万円/坪(0.07万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +666.7％( +0.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| 東武日光線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 藤岡駅 | 0.4万/坪 (40.8坪) | - | 5.3万/坪 (159坪) |
| 静和駅 | 4.0万/坪 (22.7坪) | 6.1万/坪 (73.7坪) | 6.1万/坪 (162坪) |
| 新大平下駅 | - | 7.9万/坪 (184坪) | 4.5万/坪 (155坪) |
| 栃木駅 | 5.6万/坪 (81.7坪) | 9.3万/坪 (68.2坪) | 6.0万/坪 (73.5坪) |
| 新栃木駅 | 4.5万/坪 (93.4坪) | 9.2万/坪 (77.1坪) | 8.4万/坪 (275坪) |
| 合戦場駅 | 5.9万/坪 (103坪) | 5.5万/坪 (246坪) | 10.9万/坪 (129坪) |
| 家中駅 | - | 2.4万/坪 (169坪) | - |
| 東武金崎駅 | 1.5万/坪 (66.6坪) | - | 3.1万/坪 (74.1坪) |
| 楡木駅 | 0.4万/坪 (424坪) | - | 0.5万/坪 (28.7坪) |
| 樅山駅 | - | 5.7万/坪 (65.0坪) | 6.8万/坪 (83.2坪) |
| 新鹿沼駅 | 2.2万/坪 (105坪) | 8.7万/坪 (156坪) | 2.9万/坪 (163坪) |
| 北鹿沼駅 | - | 10.0万/坪 (80.7坪) | - |
| 板荷駅 | - | 2.2万/坪 (147坪) | - |
| 下小代駅 | 0.22万/坪 (45.4坪) | 0.03万/坪 (34.8坪) | 1.1万/坪 (185坪) |
| 明神駅 | - | - | 0.15万/坪 (78.7坪) |
| 下今市駅 | 4.9万/坪 (81.7坪) | - | 4.9万/坪 (59.0坪) |
| 上今市駅 | - | - | 0.7万/坪 (136坪) |
| 東武日光駅 | 7.1万/坪 (81.7坪) | 0.4万/坪 (112坪) | 24.8万/坪 (72.6坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
東武日光駅 7.1 万/坪(昨年同期比 +1788.1 ％)
東武日光駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.1万円/坪(2.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +1788.1％( +6.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(１年前(2024年)に比べて +300.0％( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 81.7 坪 (昨年 111.9 坪から -27.0 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 30.0 分 → 2025年 23.8 分、-20.8 ％と大きく減少)
下小代駅 0.2 万/坪(昨年同期比 +666.7 ％)
下小代駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.22万円/坪(0.07万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +666.7％( +0.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 45.4 坪 (昨年 34.8 坪から +30.4 ％増)。
新鹿沼駅 2.2 万/坪(昨年同期比 -74.8 ％)
新鹿沼駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.2万円/坪(0.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -74.8％( -6.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2024年)に比べて -40.0％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 104.9 坪 (昨年 155.8 坪から -32.7 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 14.6 分 → 2025年 38.0 分、+160.3 ％と大きく増加)
新栃木駅 4.5 万/坪(昨年同期比 -50.5 ％)
新栃木駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.5万円/坪(1.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -50.5％( -4.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(１年前(2024年)に比べて -50.0％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 93.4 坪 (昨年 77.1 坪から +21.1 ％増)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示