【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年1月〜6月期のJR武蔵野線 (府中本町駅~新秋津駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 90.2万円/坪(27.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて -1.3%( -1.2万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 6 件(1年前(2024年)に比べて -85.4%( -35件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 53.2 坪 (昨年 76.8 坪から -30.6 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。西国分寺駅、新秋津駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは西国分寺駅で昨年に比べ +48.8 %、坪単価は 152 万円/坪となった。
上位 1 駅(西国分寺駅)は +48.8 %(坪単価 +49.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(北府中駅)は -50.6 %(坪単価 -67.7 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 13.2 分 → 2025年 10.5 分、-20.4 %と大きく減少)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった西国分寺駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 152万円/坪(45.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて +48.8%( +49.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2024年)に比べて -88.2%( -15件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった新小平駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 52.7万円/坪(15.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて -39.1%( -33.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -90.0%( -9件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR武蔵野線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 府中本町駅 | - | 76.0万/坪 (139坪) | 96.2万/坪 (49.9坪) |
| 北府中駅 | 66.1万/坪 (30.3坪) | 134万/坪 (31.0坪) | 53.3万/坪 (83.2坪) |
| 西国分寺駅 | 152万/坪 (36.3坪) | 102万/坪 (71.1坪) | 89.2万/坪 (141坪) |
| 新小平駅 | 52.7万/坪 (96.8坪) | 86.6万/坪 (106坪) | 83.7万/坪 (90.0坪) |
| 新秋津駅 | 90.4万/坪 (51.4坪) | 61.5万/坪 (37.2坪) | 86.2万/坪 (53.8坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
西国分寺駅 151.5 万/坪(昨年同期比 +48.8 %)
西国分寺駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 152万円/坪(45.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて +48.8%( +49.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2024年)に比べて -88.2%( -15件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 36.3 坪 (昨年 71.1 坪から -48.9 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2024年 14.0 分 → 2025年 11.5 分、-17.9 %と減少)
北府中駅 66.1 万/坪(昨年同期比 -50.6 %)
北府中駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 66.1万円/坪(20.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて -50.6%( -67.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -75.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 30.3 坪 (昨年 31.0 坪から -2.4 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2024年 14.8 分 → 2025年 12.0 分、-18.6 %と減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示