【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年1月〜6月期のJR横須賀線 (東京駅~西大井駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 880万円/坪(266万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて -15.1%( -156.5万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 4 件(1年前(2024年)に比べて -85.2%( -23件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 17.8 坪 (昨年 32.4 坪から -45.1 %減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 60 平方メートル未満のDINKS・子供独立後の老後世帯を対象とした中規模物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。西大井駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは西大井駅で昨年に比べ +26.9 %、坪単価は 347 万円/坪となった。
上位 1 駅(西大井駅)は +26.9 %(坪単価 +73.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(新橋駅)は -76.6 %(坪単価 -8099.2 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2024年 6.0 分 → 2025年 5.2 分、-13.0 %と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 29.6 % → 2025年 50.0 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった新橋駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2,479万円/坪(750万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて -76.6%( -8099.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった西大井駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 347万円/坪(105万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて +26.9%( +73.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2024年)に比べて -86.4%( -19件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR横須賀線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 東京駅 | - | - | - |
| 新橋駅 | 2,479万/坪 (12.1坪) | 10,579万/坪 (30.3坪) | 1,809万/坪 (18.7坪) |
| 品川駅 | - | 2,848万/坪 (57.9坪) | - |
| 西大井駅 | 347万/坪 (19.7坪) | 273万/坪 (27.8坪) | 249万/坪 (42.9坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
西大井駅 346.5 万/坪(昨年同期比 +26.9 %)
西大井駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 347万円/坪(105万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて +26.9%( +73.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2024年)に比べて -86.4%( -19件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 19.7 坪 (昨年 27.8 坪から -29.4 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2024年 6.5 分 → 2025年 5.7 分、-12.2 %と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2024年 31.8 % → 2025年 33.3 %)
新橋駅 2479.3 万/坪(昨年同期比 -76.6 %)
新橋駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2,479万円/坪(750万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて -76.6%( -8099.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 12.1 坪 (昨年 30.3 坪から -60.0 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 3.0 分 → 2025年 4.0 分、+33.3 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2024年 100.0 % → 2025年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示