
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年1月〜3月期のJR宇都宮線 (上野駅~赤羽駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 285万円/坪(86.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて +9.7%( +25.2万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 4 件(1年前(2024年)に比べて -78.9%( -15件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 72.2 坪 (昨年 39.6 坪から +82.5 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全体的に上昇基調。赤羽駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは赤羽駅で昨年に比べ +18.1 %、坪単価は 295 万円/坪となった。
上位 1 駅(赤羽駅)は +18.1 %(坪単価 +45.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(尾久駅)は +2.0 %(坪単価 +5.5 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 7.6 分 → 2025年 5.8 分、-24.7 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 26.3 % → 2025年 50.0 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった赤羽駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 295万円/坪(89.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて +18.1%( +45.4万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 2 件(1年前(2024年)に比べて -80.0%( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった尾久駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 275万円/坪(83.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて +2.0%( +5.5万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2024年)に比べて -75.0%( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
JR宇都宮線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
上野駅 | - | 283万/坪 (10.6坪) | 640万/坪 (48.4坪) |
尾久駅 | 275万/坪 (115坪) | 269万/坪 (46.1坪) | 268万/坪 (76.1坪) |
赤羽駅 | 295万/坪 (29.5坪) | 250万/坪 (37.2坪) | 183万/坪 (43.2坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
赤羽駅 295.5 万/坪(昨年同期比 +18.1 %)
赤羽駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 295万円/坪(89.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて +18.1%( +45.4万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 2 件(1年前(2024年)に比べて -80.0%( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 29.5 坪 (昨年 37.2 坪から -20.7 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 9.5 分 → 2025年 7.0 分、-26.3 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 20.0 % → 2025年 50.0 %)
尾久駅 274.7 万/坪(昨年同期比 +2.0 %)
尾久駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 275万円/坪(83.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて +2.0%( +5.5万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2024年)に比べて -75.0%( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 115.0 坪 (昨年 46.1 坪から +149.2 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 5.6 分 → 2025年 4.5 分、-20.0 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 25.0 % → 2025年 50.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示