【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年1月〜3月期の西武多摩湖線 (国分寺駅～多摩湖駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 60.9万円/坪(18.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -35.4％( -33.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 11 件(１年前(2024年)に比べて -38.9％( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 53.8 坪 (昨年 49.2 坪から +9.2 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。全ての駅において下落した。武蔵大和駅は、昨年から 20 ％以上の値下がり。最も値下がりしたのは八坂駅で昨年に比べ -38.8 ％、坪単価は 40.1 万円/坪となった。
上位 1 駅(武蔵大和駅)は -3.1 ％(坪単価 -1.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(八坂駅)は -38.8 ％(坪単価 -25.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 13.9 分 → 2025年 9.7 分、-30.2 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 11.1 ％ → 2025年 18.2 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった国分寺駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 80.5万円/坪(24.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -35.7％( -44.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -85.7％( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった八坂駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 40.1万円/坪(12.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -38.8％( -25.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2024年)に比べて -33.3％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 西武多摩湖線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 国分寺駅 | 80.5万/坪 (69.6坪) | 125万/坪 (40.4坪) | 138万/坪 (42.1坪) |
| 一橋学園駅 | - | 95.9万/坪 (47.5坪) | 110万/坪 (27.2坪) |
| 青梅街道駅 | 109万/坪 (34.8坪) | - | - |
| 萩山駅 | 91.2万/坪 (43.9坪) | - | - |
| 八坂駅 | 40.1万/坪 (37.1坪) | 65.6万/坪 (59.0坪) | - |
| 武蔵大和駅 | 47.4万/坪 (67.7坪) | 48.9万/坪 (63.0坪) | 54.8万/坪 (53.6坪) |
| 多摩湖駅 | 59.8万/坪 (49.2坪) | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
武蔵大和駅 47.4 万/坪(昨年同期比 -3.1 ％)
武蔵大和駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 47.4万円/坪(14.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -3.1％( -1.5万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 4 件(１年前(2024年)に比べて +33.3％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 67.7 坪 (昨年 63.0 坪から +7.4 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 16.3 分 → 2025年 10.0 分、-38.8 ％と大きく減少)
八坂駅 40.1 万/坪(昨年同期比 -38.8 ％)
八坂駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 40.1万円/坪(12.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -38.8％( -25.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2024年)に比べて -33.3％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 37.1 坪 (昨年 59.0 坪から -37.2 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2024年 15.0 分 → 2025年 13.0 分、-13.3 ％と減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示