
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年1月〜3月期の京王高尾線 (北野駅~高尾山口駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 56.7万円/坪(17.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて +49.3%( +18.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 11 件(1年前(2024年)に比べて -86.4%( -70件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 52.4 坪 (昨年 87.4 坪から -40.1 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。京王片倉駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは高尾駅で昨年に比べ +130.9 %、坪単価は 73.8 万円/坪となった。
上位 1 駅(高尾駅)は +130.9 %(坪単価 +41.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(山田駅)は -91.4 %(坪単価 -35.2 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 25.8 分 → 2025年 11.5 分、-55.3 %と大きく減少)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった京王片倉駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 82.0万円/坪(24.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて +50.0%( +27.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった山田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.3万円/坪(1.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて -91.4%( -35.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
京王高尾線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
北野駅 | 51.2万/坪 (49.2坪) | 45.5万/坪 (71.5坪) | 39.9万/坪 (94.4坪) |
京王片倉駅 | 82.0万/坪 (37.8坪) | 54.7万/坪 (78.7坪) | 29.6万/坪 (35.3坪) |
山田駅 | 3.3万/坪 (90.8坪) | 38.5万/坪 (80.7坪) | 28.4万/坪 (96.8坪) |
めじろ台駅 | 56.2万/坪 (66.6坪) | 50.5万/坪 (65.8坪) | 52.4万/坪 (102坪) |
狭間駅 | - | 22.8万/坪 (191坪) | 60.6万/坪 (73.1坪) |
高尾駅 | 73.8万/坪 (39.3坪) | 32.0万/坪 (96.9坪) | 32.5万/坪 (70.6坪) |
高尾山口駅 | - | 2.1万/坪 (48.4坪) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
高尾駅 73.8 万/坪(昨年同期比 +130.9 %)
高尾駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 73.8万円/坪(22.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて +130.9%( +41.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2024年)に比べて -93.2%( -41件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 39.3 坪 (昨年 96.9 坪から -59.4 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 37.5 分 → 2025年 11.7 分、-68.9 %と大きく減少)
山田駅 3.3 万/坪(昨年同期比 -91.4 %)
山田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.3万円/坪(1.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて -91.4%( -35.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 90.8 坪 (昨年 80.7 坪から +12.5 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 15.0 分 → 2025年 11.0 分、-26.7 %と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示