【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年10月〜12月期の京王高尾線 (北野駅～高尾山口駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 44.2万円/坪(13.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +32.4％( +10.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 21 件(１年前(2023年)に比べて +23.5％( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 60.3 坪 (昨年 89.3 坪から -32.4 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。京王片倉駅、高尾駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは山田駅で昨年に比べ +140.4 ％、坪単価は 53.3 万円/坪となった。
上位 1 駅(山田駅)は +140.4 ％(坪単価 +31.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(北野駅)は -4.9 ％(坪単価 -2.3 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2023年 19.3 分 → 2024年 21.9 分、+13.3 ％と増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2023年 5.9 ％ → 2024年 4.8 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった京王片倉駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 59.8万円/坪(18.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +48.5％( +19.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった高尾駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 37.8万円/坪(11.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +53.1％( +13.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(１年前(2023年)に比べて +80.0％( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
| 京王高尾線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 北野駅 | 45.2万/坪 (59.7坪) | 47.5万/坪 (92.8坪) | 55.3万/坪 (82.1坪) |
| 京王片倉駅 | 59.8万/坪 (78.7坪) | 40.2万/坪 (34.8坪) | - |
| 山田駅 | 53.3万/坪 (46.9坪) | 22.2万/坪 (118坪) | 29.4万/坪 (206坪) |
| めじろ台駅 | 53.2万/坪 (78.7坪) | 50.1万/坪 (66.6坪) | 71.0万/坪 (40.8坪) |
| 狭間駅 | - | - | - |
| 高尾駅 | 37.8万/坪 (54.1坪) | 24.7万/坪 (83.5坪) | 30.0万/坪 (74.5坪) |
| 高尾山口駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
山田駅 53.3 万/坪(昨年同期比 +140.4 ％)
山田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 53.3万円/坪(16.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +140.4％( +31.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -80.0％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 46.9 坪 (昨年 117.7 坪から -60.2 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2023年 13.6 分 → 2024年 15.0 分、+10.3 ％と増加)
北野駅 45.2 万/坪(昨年同期比 -4.9 ％)
北野駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 45.2万円/坪(13.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -4.9％( -2.3万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 6 件(１年前(2023年)に比べて +100.0％( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 59.7 坪 (昨年 92.8 坪から -35.6 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 14.3 分 → 2024年 20.2 分、+40.7 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示