【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年1月〜3月期の京王相模原線 (調布駅～多摩境駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 51.0万円/坪(15.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -49.4％( -49.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(１年前(2024年)に比べて -22.2％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 62.2 坪 (昨年 56.6 坪から +9.9 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。全ての駅において下落した。多摩境駅は、昨年から 5 ％以上の値下がり。最も値下がりしたのは稲城駅で昨年に比べ -91.7 ％、坪単価は 6.0 万円/坪となった。
上位 1 駅(多摩境駅)は -12.9 ％(坪単価 -8.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(稲城駅)は -91.7 ％(坪単価 -65.9 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 13.9 分 → 2025年 22.3 分、+60.5 ％と大きく増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった京王永山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 73.3万円/坪(22.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -72.3％( -191.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった稲城駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.0万円/坪(1.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -91.7％( -65.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| 京王相模原線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 調布駅 | 62.1万/坪 (29.5坪) | 110万/坪 (52.2坪) | 125万/坪 (73.2坪) |
| 京王多摩川駅 | - | - | 60.8万/坪 (29.5坪) |
| 京王よみうりランド駅 | - | 106万/坪 (57.5坪) | - |
| 稲城駅 | 6.0万/坪 (185坪) | 71.9万/坪 (34.8坪) | 44.1万/坪 (13.6坪) |
| 京王永山駅 | 73.3万/坪 (56.0坪) | 264万/坪 (34.8坪) | 101万/坪 (57.5坪) |
| 京王多摩センター駅 | - | - | - |
| 京王堀之内駅 | 76.3万/坪 (59.0坪) | - | - |
| 南大沢駅 | - | 56.6万/坪 (60.5坪) | 46.6万/坪 (66.6坪) |
| 多摩境駅 | 57.0万/坪 (43.9坪) | 65.4万/坪 (78.7坪) | 46.4万/坪 (74.1坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
多摩境駅 57.0 万/坪(昨年同期比 -12.9 ％)
多摩境駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 57.0万円/坪(17.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -12.9％( -8.4万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 43.9 坪 (昨年 78.7 坪から -44.2 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 8.5 分 → 2025年 30.0 分、+252.9 ％と大きく増加)
稲城駅 6.0 万/坪(昨年同期比 -91.7 ％)
稲城駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.0万円/坪(1.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -91.7％( -65.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 184.5 坪 (昨年 34.8 坪から +430.4 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 9.0 分 → 2025年 25.0 分、+177.8 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示