【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年10月〜12月期の京成本線 (京成上野駅～江戸川駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 158万円/坪(47.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -11.0％( -19.5万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 24 件(１年前(2023年)に比べて -7.7％( -2件/坪)と弱含みに推移しています。)。
平均土地面積は 22.7 坪 (昨年 46.3 坪から -51.0 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。日暮里駅、堀切菖蒲園駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは堀切菖蒲園駅で昨年に比べ +41.4 ％、坪単価は 111 万円/坪となった。
上位 1 駅(堀切菖蒲園駅)は +41.4 ％(坪単価 +32.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(お花茶屋駅)は -14.7 ％(坪単価 -22.9 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2023年 15.4 ％ → 2024年 12.5 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった日暮里駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 361万円/坪(109万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +33.2％( +90.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった堀切菖蒲園駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 111万円/坪(33.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +41.4％( +32.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
| 京成本線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 京成上野駅 | - | - | - |
| 日暮里駅 | 361万/坪 (19.7坪) | 271万/坪 (30.3坪) | 318万/坪 (40.8坪) |
| 新三河島駅 | - | 558万/坪 (65.0坪) | 179万/坪 (39.3坪) |
| 町屋駅 | 160万/坪 (19.7坪) | 167万/坪 (25.5坪) | 373万/坪 (32.4坪) |
| 千住大橋駅 | 182万/坪 (28.7坪) | 185万/坪 (37.8坪) | 220万/坪 (106坪) |
| 京成関屋駅 | 257万/坪 (25.7坪) | - | 134万/坪 (96.8坪) |
| 堀切菖蒲園駅 | 111万/坪 (28.7坪) | 78.5万/坪 (59.5坪) | 124万/坪 (24.2坪) |
| お花茶屋駅 | 133万/坪 (18.2坪) | 156万/坪 (93.3坪) | 109万/坪 (34.8坪) |
| 青砥駅 | - | 132万/坪 (25.7坪) | 225万/坪 (60.5坪) |
| 京成高砂駅 | - | 105万/坪 (50.8坪) | 126万/坪 (64.0坪) |
| 京成小岩駅 | 53.5万/坪 (27.2坪) | - | 178万/坪 (19.7坪) |
| 江戸川駅 | - | - | 138万/坪 (34.8坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
堀切菖蒲園駅 111.0 万/坪(昨年同期比 +41.4 ％)
堀切菖蒲園駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 111万円/坪(33.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +41.4％( +32.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 28.7 坪 (昨年 59.5 坪から -51.7 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 9.3 分 → 2024年 7.0 分、-25.0 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2023年 33.3 ％ → 2024年 33.3 ％)
お花茶屋駅 133.2 万/坪(昨年同期比 -14.7 ％)
お花茶屋駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 133万円/坪(40.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -14.7％( -22.9万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて -33.3％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 18.2 坪 (昨年 93.3 坪から -80.5 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 10.7 分 → 2024年 9.0 分、-15.6 ％と減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示