【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年1月〜3月期の名鉄常滑線 (神宮前駅～常滑駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 26.7万円/坪(8.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -10.7％( -3.2万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 26 件(１年前(2024年)に比べて -85.5％( -153件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 88.3 坪 (昨年 80.1 坪から +10.3 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 9 駅。ほとんどの駅において下落した。尾張横須賀駅、日長駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは日長駅で昨年に比べ +33.5 ％、坪単価は 18.7 万円/坪となった。
上位 2 駅(日長駅、尾張横須賀駅)は +29.9 ％(坪単価 +6.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(新日鉄前駅、長浦駅)は -99.6 ％(坪単価 -22.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 3.4 ％ → 2025年 12.0 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2024年 13.3 分 → 2025年 14.9 分、+12.3 ％と増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった柴田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 46.9万円/坪(14.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +7.3％( +3.2万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -80.0％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった長浦駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.08万円/坪(0.03万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -99.4％( -14.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -80.0％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 名鉄常滑線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 神宮前駅 | - | - | 124万/坪 (34.8坪) |
| 豊田本町駅 | - | 47.1万/坪 (29.2坪) | 50.9万/坪 (48.1坪) |
| 道徳駅 | 36.5万/坪 (43.9坪) | 46.7万/坪 (58.2坪) | 56.2万/坪 (94.4坪) |
| 大江駅 | - | 48.3万/坪 (73.4坪) | 45.9万/坪 (98.6坪) |
| 大同町駅 | - | - | 31.2万/坪 (76.6坪) |
| 柴田駅 | 46.9万/坪 (46.9坪) | 43.7万/坪 (47.2坪) | 46.1万/坪 (69.6坪) |
| 名和駅 | - | 23.2万/坪 (116坪) | 23.1万/坪 (115坪) |
| 聚楽園駅 | 31.7万/坪 (72.6坪) | 36.8万/坪 (54.1坪) | 31.5万/坪 (81.2坪) |
| 新日鉄前駅 | 0.10万/坪 (209坪) | 30.4万/坪 (89.7坪) | 24.5万/坪 (99.4坪) |
| 太田川駅 | 39.5万/坪 (188坪) | 42.3万/坪 (72.6坪) | 27.2万/坪 (115坪) |
| 尾張横須賀駅 | 40.0万/坪 (49.4坪) | 31.7万/坪 (62.8坪) | 30.7万/坪 (72.0坪) |
| 寺本駅 | 26.3万/坪 (49.4坪) | 24.6万/坪 (180坪) | 23.9万/坪 (68.8坪) |
| 朝倉駅 | 25.8万/坪 (30.3坪) | 33.0万/坪 (55.2坪) | 30.7万/坪 (60.7坪) |
| 古見駅 | 21.4万/坪 (79.7坪) | 27.7万/坪 (90.6坪) | 25.4万/坪 (106坪) |
| 長浦駅 | 0.08万/坪 (60.5坪) | 14.5万/坪 (99.5坪) | 23.4万/坪 (127坪) |
| 日長駅 | 18.7万/坪 (59.7坪) | 14.0万/坪 (87.5坪) | 10.0万/坪 (64.1坪) |
| 新舞子駅 | - | 20.7万/坪 (69.3坪) | 25.7万/坪 (63.7坪) |
| 大野町駅 | 9.1万/坪 (59.0坪) | 13.5万/坪 (93.8坪) | 8.9万/坪 (60.5坪) |
| 西ノ口駅 | - | 13.6万/坪 (112坪) | 11.5万/坪 (96.2坪) |
| 蒲池駅 | - | 17.0万/坪 (92.9坪) | 10.1万/坪 (47.6坪) |
| 榎戸駅 | - | 18.3万/坪 (125坪) | 22.5万/坪 (110坪) |
| 多屋駅 | 18.4万/坪 (61.3坪) | 19.5万/坪 (74.1坪) | 23.0万/坪 (77.1坪) |
| 常滑駅 | - | 16.1万/坪 (88.4坪) | 15.7万/坪 (64.1坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
日長駅 18.7 万/坪(昨年同期比 +33.5 ％)
日長駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 18.7万円/坪(5.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +33.5％( +4.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2024年)に比べて -66.7％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 59.7 坪 (昨年 87.5 坪から -31.7 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 17.5 分 → 2025年 25.0 分、+42.9 ％と大きく増加)
尾張横須賀駅 40.0 万/坪(昨年同期比 +26.3 ％)
尾張横須賀駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 40.0万円/坪(12.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +26.3％( +8.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2024年)に比べて -62.5％( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 49.4 坪 (昨年 62.8 坪から -21.3 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 5.2 分 → 2025年 1.0 分、-81.0 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 50.0 ％ → 2025年 100.0 ％)
新日鉄前駅 0.1 万/坪(昨年同期比 -99.7 ％)
新日鉄前駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.10万円/坪(0.03万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -99.7％( -30.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -83.3％( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 208.7 坪 (昨年 89.7 坪から +132.6 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 22.2 分 → 2025年 30.0 分、+35.3 ％と大きく増加)
長浦駅 0.1 万/坪(昨年同期比 -99.4 ％)
長浦駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.08万円/坪(0.03万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -99.4％( -14.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -80.0％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 60.5 坪 (昨年 99.5 坪から -39.2 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 24.6 分 → 2025年 30.0 分、+22.0 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示