【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年1月〜3月期のJR赤穂線 (寒河駅～東岡山駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.2万円/坪(4.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +24.5％( +2.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 19 件(１年前(2024年)に比べて -85.3％( -110件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 114.5 坪 (昨年 117.6 坪から -2.7 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。ほとんどの駅において下落した。西片上駅、大多羅駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは西片上駅で昨年に比べ +85.7 ％、坪単価は 10.6 万円/坪となった。
上位 2 駅(西片上駅、大多羅駅)は +69.6 ％(坪単価 +6.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(邑久駅、伊部駅)は -59.4 ％(坪単価 -5.2 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 3.1 ％ → 2025年 5.3 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった大多羅駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 24.1万円/坪(7.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +53.5％( +8.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(１年前(2024年)に比べて -76.7％( -23件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった伊部駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.0万円/坪(0.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -47.3％( -2.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2024年)に比べて -33.3％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR赤穂線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 寒河駅 | - | 4.3万/坪 (68.8坪) | 0.15万/坪 (363坪) |
| 日生駅 | - | 1.3万/坪 (65.0坪) | 10.2万/坪 (105坪) |
| 伊里駅 | - | 1.5万/坪 (223坪) | 1.2万/坪 (180坪) |
| 備前片上駅 | - | 0.6万/坪 (245坪) | 0.5万/坪 (286坪) |
| 西片上駅 | 10.6万/坪 (42.4坪) | 5.7万/坪 (78.7坪) | 0.5万/坪 (96.8坪) |
| 伊部駅 | 3.0万/坪 (198坪) | 5.7万/坪 (209坪) | 11.9万/坪 (64.3坪) |
| 香登駅 | - | 4.1万/坪 (161坪) | 2.0万/坪 (147坪) |
| 長船駅 | 6.0万/坪 (192坪) | 8.9万/坪 (147坪) | 9.5万/坪 (117坪) |
| 邑久駅 | 3.1万/坪 (119坪) | 10.7万/坪 (72.0坪) | 9.4万/坪 (143坪) |
| 大富駅 | - | 6.1万/坪 (72.6坪) | 3.7万/坪 (130坪) |
| 西大寺駅 | - | 11.0万/坪 (71.2坪) | 15.1万/坪 (113坪) |
| 大多羅駅 | 24.1万/坪 (102坪) | 15.7万/坪 (115坪) | 16.1万/坪 (105坪) |
| 東岡山駅 | 10.7万/坪 (53.4坪) | 15.4万/坪 (142坪) | 17.0万/坪 (82.0坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
西片上駅 10.6 万/坪(昨年同期比 +85.7 ％)
西片上駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.6万円/坪(3.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +85.7％( +4.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 42.4 坪 (昨年 78.7 坪から -46.2 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 7.0 分 → 2025年 21.0 分、+200.0 ％と大きく増加)
大多羅駅 24.1 万/坪(昨年同期比 +53.5 ％)
大多羅駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 24.1万円/坪(7.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +53.5％( +8.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(１年前(2024年)に比べて -76.7％( -23件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 101.6 坪 (昨年 115.4 坪から -12.0 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 25.5 分 → 2025年 13.0 分、-49.0 ％と大きく減少)
邑久駅 3.1 万/坪(昨年同期比 -71.4 ％)
邑久駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.1万円/坪(0.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -71.4％( -7.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2024年)に比べて -90.9％( -20件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 119.5 坪 (昨年 72.0 坪から +66.0 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 52.8 分 → 2025年 120.0 分、+127.2 ％と大きく増加)
伊部駅 3.0 万/坪(昨年同期比 -47.3 ％)
伊部駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.0万円/坪(0.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -47.3％( -2.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2024年)に比べて -33.3％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 198.1 坪 (昨年 208.7 坪から -5.1 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 38.3 分 → 2025年 15.0 分、-60.9 ％と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示