【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年1月〜3月期のJR東海道本線 (岐阜駅～美濃赤坂駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.9万円/坪(4.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -8.7％( -1.3万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 102 件(１年前(2024年)に比べて -87.8％( -733件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 104.9 坪 (昨年 115.7 坪から -9.4 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。西岐阜駅は、昨年から 10 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは西岐阜駅で昨年に比べ +13.9 ％、坪単価は 24.5 万円/坪となった。
上位 1 駅(西岐阜駅)は +13.9 ％(坪単価 +3.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(穂積駅)は -24.5 ％(坪単価 -2.5 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 1.0 ％ → 2025年 2.0 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった西岐阜駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 24.5万円/坪(7.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +13.9％( +3.0万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 5 件(１年前(2024年)に比べて -88.4％( -38件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった垂井駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.7万円/坪(1.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -10.0％( -0.6万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 4 件(１年前(2024年)に比べて -87.9％( -29件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR東海道本線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 岐阜駅 | 14.7万/坪 (102坪) | 17.3万/坪 (112坪) | 16.3万/坪 (104坪) |
| 西岐阜駅 | 24.5万/坪 (92.9坪) | 21.5万/坪 (139坪) | 20.6万/坪 (139坪) |
| 穂積駅 | 7.7万/坪 (122坪) | 10.2万/坪 (126坪) | 9.5万/坪 (152坪) |
| 大垣駅 | 16.6万/坪 (82.9坪) | 15.1万/坪 (104坪) | 15.5万/坪 (117坪) |
| 垂井駅 | 5.7万/坪 (223坪) | 6.4万/坪 (147坪) | 8.4万/坪 (126坪) |
| 関ケ原駅 | - | 1.5万/坪 (151坪) | 2.0万/坪 (212坪) |
| 美濃赤坂駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
西岐阜駅 24.5 万/坪(昨年同期比 +13.9 ％)
西岐阜駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 24.5万円/坪(7.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +13.9％( +3.0万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 5 件(１年前(2024年)に比べて -88.4％( -38件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 92.9 坪 (昨年 138.9 坪から -33.1 ％減)。
穂積駅 7.7 万/坪(昨年同期比 -24.5 ％)
穂積駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.7万円/坪(2.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -24.5％( -2.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 19 件(１年前(2024年)に比べて -86.9％( -126件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 121.7 坪 (昨年 125.9 坪から -3.3 ％減)。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 0.7 ％ → 2025年 5.3 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 52.0 分 → 2025年 64.1 分、+23.3 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示