【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年1月〜3月期のJR身延線 (十島駅～甲府駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.4万円/坪(2.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -21.5％( -2.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 28 件(１年前(2024年)に比べて -60.0％( -42件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 115.5 坪 (昨年 116.6 坪から -1.0 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が小幅増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 6 駅。ほとんどの駅において下落した。東花輪駅、常永駅は、昨年から 10 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは常永駅で昨年に比べ +13.4 ％、坪単価は 18.4 万円/坪となった。
上位 2 駅(常永駅、東花輪駅)は +12.9 ％(坪単価 +1.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(小井川駅、国母駅)は -73.0 ％(坪単価 -10.6 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 2.9 ％ → 2025年 3.6 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2024年 26.4 分 → 2025年 30.9 分、+17.1 ％と増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった常永駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 18.4万円/坪(5.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +13.4％( +2.2万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -83.3％( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった小井川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.9万円/坪(0.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -79.7％( -11.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR身延線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 十島駅 | - | 1.0万/坪 (303坪) | - |
| 井出駅 | - | - | - |
| 寄畑駅 | - | - | - |
| 内船駅 | - | 1.1万/坪 (74.1坪) | - |
| 甲斐大島駅 | - | - | - |
| 身延駅 | - | - | - |
| 塩之沢駅 | - | - | - |
| 波高島駅 | - | - | 3.1万/坪 (60.5坪) |
| 下部温泉駅 | - | - | - |
| 甲斐常葉駅 | - | - | - |
| 市ノ瀬駅 | - | - | - |
| 久那土駅 | - | - | - |
| 甲斐岩間駅 | - | - | 3.4万/坪 (82.4坪) |
| 落居駅 | - | 0.10万/坪 (206坪) | - |
| 鰍沢口駅 | - | 4.4万/坪 (27.2坪) | 13.6万/坪 (103坪) |
| 市川大門駅 | 3.3万/坪 (145坪) | 6.9万/坪 (147坪) | 6.9万/坪 (73.7坪) |
| 市川本町駅 | - | 2.3万/坪 (154坪) | 0.7万/坪 (45.4坪) |
| 芦川駅 | - | 3.6万/坪 (43.9坪) | 9.9万/坪 (75.6坪) |
| 甲斐上野駅 | - | 3.0万/坪 (236坪) | 1.1万/坪 (52.9坪) |
| 東花輪駅 | 7.3万/坪 (105坪) | 6.5万/坪 (142坪) | 6.0万/坪 (144坪) |
| 小井川駅 | 2.9万/坪 (27.2坪) | 14.3万/坪 (66.6坪) | 10.4万/坪 (86.1坪) |
| 常永駅 | 18.4万/坪 (42.4坪) | 16.2万/坪 (198坪) | 11.9万/坪 (65.3坪) |
| 国母駅 | 5.0万/坪 (185坪) | 14.9万/坪 (84.2坪) | 10.9万/坪 (145坪) |
| 甲斐住吉駅 | - | 14.1万/坪 (106坪) | 10.5万/坪 (116坪) |
| 南甲府駅 | 11.0万/坪 (136坪) | 11.1万/坪 (113坪) | 15.3万/坪 (60.5坪) |
| 善光寺駅 | 10.3万/坪 (142坪) | 11.9万/坪 (75.6坪) | 9.7万/坪 (117坪) |
| 金手駅 | 1.3万/坪 (30.3坪) | - | 26.0万/坪 (27.2坪) |
| 甲府駅 | 13.7万/坪 (110坪) | 13.9万/坪 (80.4坪) | 15.7万/坪 (73.2坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
常永駅 18.4 万/坪(昨年同期比 +13.4 ％)
常永駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 18.4万円/坪(5.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +13.4％( +2.2万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -83.3％( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 42.4 坪 (昨年 197.6 坪から -78.6 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 9.8 分 → 2025年 1.0 分、-89.8 ％と大きく減少)
東花輪駅 7.3 万/坪(昨年同期比 +12.3 ％)
東花輪駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.3万円/坪(2.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +12.3％( +0.8万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 7 件(１年前(2024年)に比べて -53.3％( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 104.6 坪 (昨年 141.6 坪から -26.1 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 39.5 分 → 2025年 64.3 分、+62.6 ％と大きく増加)
小井川駅 2.9 万/坪(昨年同期比 -79.7 ％)
小井川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.9万円/坪(0.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -79.7％( -11.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 27.2 坪 (昨年 66.6 坪から -59.1 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 8.0 分 → 2025年 30.0 分、+275.0 ％と大きく増加)
国母駅 5.0 万/坪(昨年同期比 -66.4 ％)
国母駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.0万円/坪(1.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -66.4％( -9.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2024年)に比べて -33.3％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 184.5 坪 (昨年 84.2 坪から +119.2 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 25.0 分 → 2025年 16.5 分、-34.0 ％と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示