【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年1月〜6月期のJR羽越本線 (鼠ケ関駅～女鹿駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.5万円/坪(2.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -14.4％( -1.1万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 61 件(１年前(2024年)に比べて -62.1％( -100件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 89.3 坪 (昨年 112.7 坪から -20.7 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が小幅減少。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 5 駅。ほとんどの駅において下落した。鼠ケ関駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは羽前大山駅で昨年に比べ +230.1 ％、坪単価は 15.4 万円/坪となった。
上位 2 駅(羽前大山駅、鼠ケ関駅)は +138.3 ％(坪単価 +5.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(吹浦駅、藤島駅)は -65.4 ％(坪単価 -2.3 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 0.6 ％ → 2025年 1.6 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった羽前大山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.4万円/坪(4.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +230.1％( +10.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2024年)に比べて -60.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった吹浦駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.0万円/坪(0.29万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -72.6％( -2.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
| JR羽越本線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 鼠ケ関駅 | 1.8万/坪 (62.0坪) | 1.2万/坪 (46.1坪) | - |
| 小岩川駅 | - | - | 0.9万/坪 (75.6坪) |
| あつみ温泉駅 | - | - | - |
| 五十川駅 | - | - | - |
| 小波渡駅 | - | - | 2.0万/坪 (49.9坪) |
| 三瀬駅 | - | 0.4万/坪 (124坪) | 3.3万/坪 (60.5坪) |
| 羽前水沢駅 | 6.1万/坪 (39.3坪) | 5.9万/坪 (76.4坪) | 1.0万/坪 (268坪) |
| 羽前大山駅 | 15.4万/坪 (115坪) | 4.7万/坪 (116坪) | 3.5万/坪 (68.1坪) |
| 鶴岡駅 | 7.4万/坪 (71.4坪) | 8.1万/坪 (106坪) | 8.1万/坪 (83.0坪) |
| 藤島駅 | 1.5万/坪 (66.6坪) | 3.6万/坪 (152坪) | 2.6万/坪 (61.5坪) |
| 西袋駅 | - | 6.3万/坪 (175坪) | 6.2万/坪 (75.6坪) |
| 余目駅 | 5.3万/坪 (78.1坪) | 4.6万/坪 (129坪) | 5.0万/坪 (135坪) |
| 北余目駅 | - | 0.5万/坪 (97.8坪) | 0.9万/坪 (239坪) |
| 砂越駅 | 2.6万/坪 (123坪) | 3.9万/坪 (93.0坪) | 1.1万/坪 (140坪) |
| 東酒田駅 | - | - | 10.1万/坪 (127坪) |
| 酒田駅 | 8.2万/坪 (87.1坪) | 10.6万/坪 (100坪) | 10.4万/坪 (99.3坪) |
| 本楯駅 | 4.2万/坪 (133坪) | - | - |
| 南鳥海駅 | 1.0万/坪 (206坪) | - | 0.4万/坪 (192坪) |
| 遊佐駅 | - | 3.6万/坪 (171坪) | 3.0万/坪 (141坪) |
| 吹浦駅 | 1.0万/坪 (171坪) | 3.5万/坪 (202坪) | 5.1万/坪 (29.5坪) |
| 女鹿駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
羽前大山駅 15.4 万/坪(昨年同期比 +230.1 ％)
羽前大山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.4万円/坪(4.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +230.1％( +10.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2024年)に比べて -60.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 115.0 坪 (昨年 116.2 坪から -1.0 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 21.6 分 → 2025年 34.5 分、+59.7 ％と大きく増加)
鼠ケ関駅 1.8 万/坪(昨年同期比 +46.4 ％)
鼠ケ関駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.8万円/坪(0.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +46.4％( +0.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 62.0 坪 (昨年 46.1 坪から +34.4 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 16.5 分 → 2025年 11.5 分、-30.3 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2024年 50.0 ％ → 2025年 50.0 ％)
吹浦駅 1.0 万/坪(昨年同期比 -72.6 ％)
吹浦駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.0万円/坪(0.29万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -72.6％( -2.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 171.4 坪 (昨年 201.7 坪から -15.0 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 15.0 分 → 2025年 35.3 分、+135.6 ％と大きく増加)
藤島駅 1.5 万/坪(昨年同期比 -58.1 ％)
藤島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.5万円/坪(0.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -58.1％( -2.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2024年)に比べて -40.0％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 66.6 坪 (昨年 151.9 坪から -56.2 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 39.8 分 → 2025年 80.0 分、+101.0 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示