【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年1月〜6月期のJR山口線 (新山口駅～船平山駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.8万円/坪(3.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +12.6％( +1.3万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 36 件(１年前(2024年)に比べて -75.7％( -112件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 106.1 坪 (昨年 129.8 坪から -18.2 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 5 駅。ほとんどの駅において下落した。新山口駅、矢原駅、湯田温泉駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは新山口駅で昨年に比べ +93.1 ％、坪単価は 37.2 万円/坪となった。
上位 2 駅(新山口駅、矢原駅)は +63.7 ％(坪単価 +10.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(徳佐駅、宮野駅)は -46.1 ％(坪単価 -1.3 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2024年 6.1 ％ → 2025年 5.6 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった新山口駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 37.2万円/坪(11.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +93.1％( +18.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2024年)に比べて -80.0％( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった徳佐駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.7万円/坪(0.21万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -50.2％( -0.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2024年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
| JR山口線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 新山口駅 | 37.2万/坪 (91.5坪) | 19.3万/坪 (148坪) | 13.6万/坪 (205坪) |
| 周防下郷駅 | 10.0万/坪 (104坪) | 11.1万/坪 (117坪) | 10.4万/坪 (177坪) |
| 上郷駅 | 5.2万/坪 (35.8坪) | 7.9万/坪 (171坪) | - |
| 仁保津駅 | - | 0.4万/坪 (160坪) | 9.9万/坪 (15.1坪) |
| 大歳駅 | - | 10.0万/坪 (185坪) | 5.4万/坪 (193坪) |
| 矢原駅 | 12.1万/坪 (104坪) | 9.0万/坪 (140坪) | 10.5万/坪 (133坪) |
| 湯田温泉駅 | 15.5万/坪 (74.8坪) | 11.8万/坪 (122坪) | 12.7万/坪 (136坪) |
| 山口駅 | 11.5万/坪 (154坪) | 9.7万/坪 (125坪) | 8.0万/坪 (125坪) |
| 上山口駅 | 9.9万/坪 (69.6坪) | 16.4万/坪 (82.8坪) | 14.7万/坪 (53.4坪) |
| 宮野駅 | 2.7万/坪 (59.0坪) | 4.6万/坪 (123坪) | 5.2万/坪 (81.5坪) |
| 仁保駅 | - | 1.0万/坪 (188坪) | 1.5万/坪 (67.3坪) |
| 篠目駅 | - | - | - |
| 長門峡駅 | - | - | 1.7万/坪 (72.6坪) |
| 三谷駅 | - | - | 0.10万/坪 (393坪) |
| 名草駅 | - | 0.8万/坪 (66.6坪) | - |
| 地福駅 | - | - | - |
| 鍋倉駅 | - | - | - |
| 徳佐駅 | 0.7万/坪 (191坪) | 1.4万/坪 (93.8坪) | - |
| 船平山駅 | - | 0.00万/坪 (133坪) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
新山口駅 37.2 万/坪(昨年同期比 +93.1 ％)
新山口駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 37.2万円/坪(11.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +93.1％( +18.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2024年)に比べて -80.0％( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 91.5 坪 (昨年 148.2 坪から -38.3 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2024年 10.8 分 → 2025年 9.0 分、-16.7 ％と減少)
矢原駅 12.1 万/坪(昨年同期比 +34.2 ％)
矢原駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.1万円/坪(3.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +34.2％( +3.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(１年前(2024年)に比べて -68.8％( -11件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 104.1 坪 (昨年 140.5 坪から -25.9 ％減)。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 6.2 ％ → 2025年 20.0 ％)
徳佐駅 0.7 万/坪(昨年同期比 -50.2 ％)
徳佐駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.7万円/坪(0.21万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -50.2％( -0.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2024年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 190.6 坪 (昨年 93.8 坪から +103.2 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 28.0 分 → 2025年 6.0 分、-78.6 ％と大きく減少)
宮野駅 2.7 万/坪(昨年同期比 -42.0 ％)
宮野駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.7万円/坪(0.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -42.0％( -2.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2024年)に比べて -75.0％( -9件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 59.0 坪 (昨年 123.0 坪から -52.0 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2024年 30.1 分 → 2025年 27.0 分、-10.2 ％と減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示