【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年4月〜6月期のJR小野田線 (小野田駅～長門本山駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 17.3万円/坪(5.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +65.5％( +6.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 18 件(１年前(2023年)に比べて -14.3％( -3件/坪)と不調に推移しています。)。
平均土地面積は 101.1 坪 (昨年 150.0 坪から -32.6 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。宇部新川駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは宇部新川駅で昨年に比べ +90.6 ％、坪単価は 31.6 万円/坪となった。
上位 1 駅(宇部新川駅)は +90.6 ％(坪単価 +15.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(妻崎駅)は -32.0 ％(坪単価 -3.0 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 19.0 ％ → 2024年 5.6 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった宇部新川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 31.6万円/坪(9.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +90.6％( +15.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった南小野田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.5万円/坪(1.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -25.4％( -1.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
| JR小野田線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 小野田駅 | 8.7万/坪 (71.1坪) | 7.9万/坪 (171坪) | 8.4万/坪 (130坪) |
| 目出駅 | - | 11.4万/坪 (66.6坪) | - |
| 南中川駅 | - | - | 17.2万/坪 (69.6坪) |
| 南小野田駅 | 5.5万/坪 (25.0坪) | 7.3万/坪 (219坪) | - |
| 小野田港駅 | - | - | 5.7万/坪 (45.4坪) |
| 雀田駅 | - | 5.6万/坪 (285坪) | - |
| 長門長沢駅 | - | - | - |
| 妻崎駅 | 6.4万/坪 (180坪) | 9.5万/坪 (109坪) | 10.7万/坪 (51.9坪) |
| 居能駅 | 10.7万/坪 (112坪) | - | 4.1万/坪 (355坪) |
| 宇部新川駅 | 31.6万/坪 (118坪) | 16.6万/坪 (66.0坪) | 13.0万/坪 (43.1坪) |
| 浜河内駅 | - | - | 3.3万/坪 (230坪) |
| 長門本山駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
宇部新川駅 31.6 万/坪(昨年同期比 +90.6 ％)
宇部新川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 31.6万円/坪(9.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +90.6％( +15.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 118.5 坪 (昨年 66.0 坪から +79.4 ％増)。
妻崎駅 6.4 万/坪(昨年同期比 -32.0 ％)
妻崎駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.4万円/坪(1.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -32.0％( -3.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(１年前(2023年)に比べて +100.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 180.0 坪 (昨年 108.9 坪から +65.3 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 16.0 分 → 2024年 21.2 分、+32.8 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示