【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年10月〜12月期のJR宇部線 (新山口駅～宇部駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.9万円/坪(2.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +13.8％( +1.1万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 14 件(１年前(2023年)に比べて -60.0％( -21件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 182.7 坪 (昨年 126.6 坪から +44.3 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。丸尾駅、東新川駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは東新川駅で昨年に比べ +72.2 ％、坪単価は 12.9 万円/坪となった。
上位 2 駅(東新川駅、丸尾駅)は +66.6 ％(坪単価 +4.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(宇部岬駅、床波駅)は -52.4 ％(坪単価 -5.6 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 16.8 分 → 2024年 13.4 分、-20.5 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 14.3 ％ → 2024年 7.1 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった東新川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.9万円/坪(3.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +72.2％( +5.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった床波駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.9万円/坪(1.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -46.7％( -4.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて -50.0％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR宇部線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 新山口駅 | 17.2万/坪 (69.6坪) | - | 34.1万/坪 (191坪) |
| 上嘉川駅 | - | 1.1万/坪 (363坪) | 1.6万/坪 (299坪) |
| 深溝駅 | - | - | 4.2万/坪 (33.3坪) |
| 周防佐山駅 | - | 1.1万/坪 (45.4坪) | - |
| 岩倉駅 | - | - | 3.1万/坪 (121坪) |
| 阿知須駅 | 7.8万/坪 (141坪) | 9.4万/坪 (104坪) | 3.6万/坪 (262坪) |
| 岐波駅 | - | 3.6万/坪 (189坪) | 5.8万/坪 (121坪) |
| 丸尾駅 | 8.6万/坪 (246坪) | 5.3万/坪 (81.3坪) | 9.2万/坪 (63.5坪) |
| 床波駅 | 4.9万/坪 (182坪) | 9.3万/坪 (160坪) | 6.4万/坪 (56.3坪) |
| 常盤駅 | - | - | 5.6万/坪 (197坪) |
| 草江駅 | 7.6万/坪 (424坪) | 6.6万/坪 (162坪) | 5.2万/坪 (224坪) |
| 宇部岬駅 | 5.0万/坪 (110坪) | 11.8万/坪 (94.8坪) | 1.1万/坪 (45.4坪) |
| 東新川駅 | 12.9万/坪 (209坪) | 7.5万/坪 (66.6坪) | 9.2万/坪 (114坪) |
| 琴芝駅 | - | 11.7万/坪 (99.1坪) | 9.2万/坪 (59.0坪) |
| 宇部新川駅 | - | 5.9万/坪 (78.7坪) | 13.5万/坪 (71.5坪) |
| 居能駅 | - | 8.1万/坪 (333坪) | 12.5万/坪 (160坪) |
| 岩鼻駅 | - | 5.8万/坪 (99.8坪) | 9.1万/坪 (154坪) |
| 宇部駅 | - | 5.1万/坪 (119坪) | 9.5万/坪 (84.7坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
東新川駅 12.9 万/坪(昨年同期比 +72.2 ％)
東新川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.9万円/坪(3.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +72.2％( +5.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 208.7 坪 (昨年 66.6 坪から +213.6 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 29.0 分 → 2024年 4.0 分、-86.2 ％と大きく減少)
丸尾駅 8.6 万/坪(昨年同期比 +61.1 ％)
丸尾駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.6万円/坪(2.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +61.1％( +3.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2023年)に比べて -25.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 246.0 坪 (昨年 81.3 坪から +202.6 ％増)。
宇部岬駅 5.0 万/坪(昨年同期比 -58.1 ％)
宇部岬駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.0万円/坪(1.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -58.1％( -6.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて -33.3％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 110.4 坪 (昨年 94.8 坪から +16.5 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 11.3 分 → 2024年 9.0 分、-20.6 ％と大きく減少)
床波駅 4.9 万/坪(昨年同期比 -46.7 ％)
床波駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.9万円/坪(1.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -46.7％( -4.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて -50.0％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 181.5 坪 (昨年 160.3 坪から +13.2 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 29.2 分 → 2024年 21.0 分、-28.2 ％と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示