
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年1月〜3月期の山陽新幹線 (新岩国駅~新下関駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.3万円/坪(3.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて -18.1%( -2.7万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 7 件(1年前(2024年)に比べて -92.9%( -92件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 153.8 坪 (昨年 141.1 坪から +9.0 %増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。新下関駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは新下関駅で昨年に比べ +68.9 %、坪単価は 21.8 万円/坪となった。
上位 1 駅(新下関駅)は +68.9 %(坪単価 +8.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(厚狭駅)は -88.9 %(坪単価 -2.8 万円/坪)の下落。
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった新下関駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 21.8万円/坪(6.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて +68.9%( +8.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2024年)に比べて -92.5%( -37件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった厚狭駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.3万円/坪(0.10万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて -88.9%( -2.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -93.8%( -15件/坪)と大幅に減少しています。)。
山陽新幹線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
新岩国駅 | - | 11.4万/坪 (191坪) | 13.6万/坪 (87.2坪) |
徳山駅 | 6.8万/坪 (232坪) | 23.1万/坪 (83.3坪) | 21.1万/坪 (106坪) |
新山口駅 | - | 19.3万/坪 (148坪) | 13.6万/坪 (205坪) |
厚狭駅 | 0.3万/坪 (145坪) | 3.1万/坪 (178坪) | 8.4万/坪 (81.6坪) |
新下関駅 | 21.8万/坪 (78.7坪) | 12.9万/坪 (164坪) | 16.6万/坪 (79.9坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
新下関駅 21.8 万/坪(昨年同期比 +68.9 %)
新下関駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 21.8万円/坪(6.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて +68.9%( +8.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2024年)に比べて -92.5%( -37件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 78.7 坪 (昨年 163.9 坪から -52.0 %減)。
厚狭駅 0.3 万/坪(昨年同期比 -88.9 %)
厚狭駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.3万円/坪(0.10万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて -88.9%( -2.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -93.8%( -15件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 145.2 坪 (昨年 178.3 坪から -18.6 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 28.8 分 → 2025年 16.0 分、-44.3 %と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示