この記事は不動産鑑定士、宅地建物取引士により監修しています
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年1月〜6月期の富山地方鉄道不二越線 (稲荷町駅~南富山駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.2万円/坪(4.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて +7.5%( +1.0万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 18 件(1年前(2024年)に比べて -62.5%( -30件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 103.0 坪 (昨年 98.3 坪から +4.8 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全体的に上昇基調。不二越駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは不二越駅で昨年に比べ +42.0 %、坪単価は 15.8 万円/坪となった。
上位 1 駅(不二越駅)は +42.0 %(坪単価 +4.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(大泉駅)は +3.5 %(坪単価 +0.4 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2024年 19.6 分 → 2025年 22.7 分、+15.8 %と増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった不二越駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.8万円/坪(4.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて +42.0%( +4.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった大泉駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.5万円/坪(3.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて +3.5%( +0.4万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 8 件(1年前(2024年)に比べて -42.9%( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 富山地方鉄道不二越線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 稲荷町駅 | - | 11.8万/坪 (127坪) | - |
| 栄町駅 | - | 11.3万/坪 (133坪) | 3.2万/坪 (212坪) |
| 不二越駅 | 15.8万/坪 (82.4坪) | 11.2万/坪 (147坪) | 13.9万/坪 (45.9坪) |
| 大泉駅 | 12.5万/坪 (125坪) | 12.1万/坪 (81.2坪) | 10.4万/坪 (129坪) |
| 南富山駅 | 15.5万/坪 (86.0坪) | 14.0万/坪 (100坪) | 16.7万/坪 (100.0坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
不二越駅 15.8 万/坪(昨年同期比 +42.0 %)
不二越駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.8万円/坪(4.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて +42.0%( +4.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 82.4 坪 (昨年 146.7 坪から -43.8 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 5.5 分 → 2025年 22.0 分、+300.0 %と大きく増加)
大泉駅 12.5 万/坪(昨年同期比 +3.5 %)
大泉駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.5万円/坪(3.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて +3.5%( +0.4万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 8 件(1年前(2024年)に比べて -42.9%( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 125.2 坪 (昨年 81.2 坪から +54.1 %増)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示