【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年1月〜3月期のJR常磐線 (坂元駅～岩沼駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.3万円/坪(4.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +62.0％( +6.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 10 件(１年前(2024年)に比べて -86.3％( -63件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 83.9 坪 (昨年 149.2 坪から -43.7 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。山下駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは山下駅で昨年に比べ +80.4 ％、坪単価は 5.3 万円/坪となった。
上位 1 駅(山下駅)は +80.4 ％(坪単価 +2.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(浜吉田駅)は -42.0 ％(坪単価 -1.1 万円/坪)の下落。
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった岩沼駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 20.6万円/坪(6.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -12.9％( -3.1万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 6 件(１年前(2024年)に比べて -73.9％( -17件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった浜吉田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.5万円/坪(0.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -42.0％( -1.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -87.5％( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR常磐線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 坂元駅 | - | 2.6万/坪 (194坪) | - |
| 山下駅 | 5.3万/坪 (90.8坪) | 2.9万/坪 (91.8坪) | 2.5万/坪 (189坪) |
| 浜吉田駅 | 1.5万/坪 (99.8坪) | 2.6万/坪 (155坪) | 1.6万/坪 (189坪) |
| 亘理駅 | - | 3.4万/坪 (196坪) | 6.2万/坪 (130坪) |
| 逢隈駅 | - | 7.7万/坪 (185坪) | 4.4万/坪 (223坪) |
| 岩沼駅 | 20.6万/坪 (80.2坪) | 23.7万/坪 (126坪) | 18.6万/坪 (118坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
山下駅 5.3 万/坪(昨年同期比 +80.4 ％)
山下駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.3万円/坪(1.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +80.4％( +2.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -92.3％( -12件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 90.8 坪 (昨年 91.8 坪から -1.1 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2024年 21.2 分 → 2025年 18.0 分、-15.2 ％と減少)
浜吉田駅 1.5 万/坪(昨年同期比 -42.0 ％)
浜吉田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.5万円/坪(0.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -42.0％( -1.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -87.5％( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 99.8 坪 (昨年 155.1 坪から -35.7 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 18.1 分 → 2025年 30.0 分、+65.5 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示