【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年1月〜3月期のJR仙山線 (仙台駅～奥新川駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 57.7万円/坪(17.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +25.6％( +11.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 15 件(１年前(2024年)に比べて -88.8％( -119件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 70.1 坪 (昨年 109.9 坪から -36.2 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。仙台駅、北仙台駅、国見駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは仙台駅で昨年に比べ +57.0 ％、坪単価は 149 万円/坪となった。
上位 2 駅(仙台駅、国見駅)は +49.8 ％(坪単価 +32.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(愛子駅、東照宮駅)は -51.3 ％(坪単価 -12.7 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 35.5 分 → 2025年 16.6 分、-53.2 ％と大きく減少)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった仙台駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 149万円/坪(44.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +57.0％( +53.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2024年)に比べて -90.3％( -28件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった愛子駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.7万円/坪(1.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -74.3％( -10.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2024年)に比べて -86.7％( -13件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR仙山線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 仙台駅 | 149万/坪 (110坪) | 94.6万/坪 (119坪) | 52.2万/坪 (150坪) |
| 東照宮駅 | 36.9万/坪 (65.8坪) | 51.5万/坪 (86.9坪) | 62.6万/坪 (99.6坪) |
| 北仙台駅 | 53.2万/坪 (40.3坪) | 41.6万/坪 (105坪) | 39.4万/坪 (87.4坪) |
| 北山駅 | 33.7万/坪 (23.4坪) | 28.2万/坪 (73.7坪) | 27.3万/坪 (71.4坪) |
| 東北福祉大前駅 | - | 26.0万/坪 (90.5坪) | 32.2万/坪 (66.8坪) |
| 国見駅 | 38.0万/坪 (60.5坪) | 26.7万/坪 (88.5坪) | 18.9万/坪 (127坪) |
| 葛岡駅 | - | - | - |
| 陸前落合駅 | - | 16.2万/坪 (101坪) | 20.8万/坪 (98.2坪) |
| 愛子駅 | 3.7万/坪 (115坪) | 14.6万/坪 (168坪) | 21.8万/坪 (104坪) |
| 陸前白沢駅 | - | - | 1.1万/坪 (115坪) |
| 熊ケ根駅 | - | 1.5万/坪 (66.6坪) | - |
| 作並駅 | - | 0.05万/坪 (99.8坪) | - |
| 奥新川駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
仙台駅 148.5 万/坪(昨年同期比 +57.0 ％)
仙台駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 149万円/坪(44.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +57.0％( +53.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2024年)に比べて -90.3％( -28件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 109.9 坪 (昨年 119.3 坪から -7.9 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 82.2 分 → 2025年 16.0 分、-80.5 ％と大きく減少)
国見駅 38.0 万/坪(昨年同期比 +42.6 ％)
国見駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 38.0万円/坪(11.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +42.6％( +11.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -80.0％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 60.5 坪 (昨年 88.5 坪から -31.6 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 17.2 分 → 2025年 30.0 分、+74.4 ％と大きく増加)
愛子駅 3.7 万/坪(昨年同期比 -74.3 ％)
愛子駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.7万円/坪(1.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -74.3％( -10.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2024年)に比べて -86.7％( -13件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 115.0 坪 (昨年 168.4 坪から -31.7 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2024年 22.1 分 → 2025年 19.5 分、-11.6 ％と減少)
東照宮駅 36.9 万/坪(昨年同期比 -28.3 ％)
東照宮駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 36.9万円/坪(11.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -28.3％( -14.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(１年前(2024年)に比べて -71.4％( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 65.8 坪 (昨年 86.9 坪から -24.3 ％減)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示