【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年1月〜3月期のおおさか東線 (新大阪駅～久宝寺駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 84.3万円/坪(25.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -18.8％( -19.6万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 12 件(１年前(2024年)に比べて -81.5％( -53件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 34.9 坪 (昨年 72.3 坪から -51.7 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 6 駅。ほとんどの駅において下落した。城北公園通駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは城北公園通駅で昨年に比べ +50.3 ％、坪単価は 138 万円/坪となった。
上位 2 駅(城北公園通駅、放出駅)は +32.0 ％(坪単価 +28.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(新大阪駅、JR俊徳道駅)は -54.7 ％(坪単価 -127.7 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2024年 35.4 ％ → 2025年 33.3 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった城北公園通駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 138万円/坪(41.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +50.3％( +46.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -87.5％( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった久宝寺駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 49.6万円/坪(15.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -29.1％( -20.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -87.5％( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
| おおさか東線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 新大阪駅 | 132万/坪 (30.3坪) | 328万/坪 (190坪) | 191万/坪 (39.3坪) |
| 南吹田駅 | 59.3万/坪 (14.6坪) | 94.7万/坪 (175坪) | 112万/坪 (36.3坪) |
| JR淡路駅 | - | 119万/坪 (53.1坪) | 96.8万/坪 (120坪) |
| 城北公園通駅 | 138万/坪 (18.2坪) | 91.7万/坪 (44.2坪) | 80.4万/坪 (32.3坪) |
| JR野江駅 | - | 143万/坪 (22.7坪) | 133万/坪 (23.4坪) |
| 鴫野駅 | 132万/坪 (49.9坪) | 144万/坪 (35.8坪) | 102万/坪 (166坪) |
| 放出駅 | 89.6万/坪 (52.9坪) | 78.8万/坪 (52.1坪) | 90.1万/坪 (78.7坪) |
| 高井田中央駅 | - | - | - |
| JR河内永和駅 | - | - | - |
| JR俊徳道駅 | 60.6万/坪 (18.2坪) | 121万/坪 (51.4坪) | - |
| JR長瀬駅 | - | 45.6万/坪 (34.3坪) | 35.7万/坪 (48.9坪) |
| 衣摺加美北駅 | 71.0万/坪 (37.1坪) | 89.8万/坪 (439坪) | 18.9万/坪 (63.5坪) |
| 新加美駅 | - | 52.9万/坪 (52.9坪) | - |
| 久宝寺駅 | 49.6万/坪 (78.7坪) | 70.0万/坪 (85.5坪) | 75.5万/坪 (199坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
城北公園通駅 137.7 万/坪(昨年同期比 +50.3 ％)
城北公園通駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 138万円/坪(41.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +50.3％( +46.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -87.5％( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 18.2 坪 (昨年 44.2 坪から -59.0 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 10.9 分 → 2025年 14.0 分、+28.7 ％と大きく増加)
放出駅 89.6 万/坪(昨年同期比 +13.6 ％)
放出駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 89.6万円/坪(27.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +13.6％( +10.7万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 2 件(１年前(2024年)に比べて -86.7％( -13件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 52.9 坪 (昨年 52.1 坪から +1.5 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2024年 8.5 分 → 2025年 7.0 分、-18.0 ％と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 13.3 ％ → 2025年 50.0 ％)
新大阪駅 132.2 万/坪(昨年同期比 -59.6 ％)
新大阪駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 132万円/坪(40.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -59.6％( -195.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 30.3 坪 (昨年 189.6 坪から -84.0 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2024年 6.3 分 → 2025年 7.0 分、+10.5 ％と増加)
JR俊徳道駅 60.6 万/坪(昨年同期比 -49.7 ％)
JR俊徳道駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 60.6万円/坪(18.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -49.7％( -60.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 18.2 坪 (昨年 51.4 坪から -64.7 ％減)。
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2024年 100.0 ％ → 2025年 100.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示