【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年1月〜3月期のJR川越線 (大宮駅～高麗川駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 44.0万円/坪(13.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -9.4％( -4.6万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 29 件(１年前(2024年)に比べて -90.5％( -276件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 132.0 坪 (昨年 98.8 坪から +33.6 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 5 駅。ほとんどの駅において下落した。指扇駅、川越駅、笠幡駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは笠幡駅で昨年に比べ +96.3 ％、坪単価は 23.9 万円/坪となった。
上位 2 駅(笠幡駅、川越駅)は +95.9 ％(坪単価 +19.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(南古谷駅、的場駅)は -44.8 ％(坪単価 -11.3 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 28.1 分 → 2025年 35.2 分、+25.2 ％と大きく増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった大宮駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 91.7万円/坪(27.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -13.5％( -14.4万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 5 件(１年前(2024年)に比べて -93.2％( -68件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった南古谷駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.3万円/坪(2.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -48.2％( -6.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(１年前(2024年)に比べて -78.1％( -25件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR川越線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 大宮駅 | 91.7万/坪 (42.0坪) | 106万/坪 (54.4坪) | 129万/坪 (73.3坪) |
| 日進駅 | 59.5万/坪 (30.3坪) | 80.0万/坪 (72.2坪) | 64.7万/坪 (58.7坪) |
| 西大宮駅 | - | 43.9万/坪 (77.0坪) | 34.0万/坪 (103坪) |
| 指扇駅 | 47.3万/坪 (49.9坪) | 28.6万/坪 (116坪) | 15.3万/坪 (171坪) |
| 南古谷駅 | 7.3万/坪 (160坪) | 14.0万/坪 (137坪) | 18.1万/坪 (139坪) |
| 川越駅 | 56.2万/坪 (225坪) | 28.7万/坪 (125坪) | 48.2万/坪 (130坪) |
| 西川越駅 | 16.3万/坪 (227坪) | 18.0万/坪 (60.5坪) | 23.7万/坪 (71.1坪) |
| 的場駅 | 22.5万/坪 (30.3坪) | 38.4万/坪 (43.2坪) | 33.8万/坪 (110坪) |
| 笠幡駅 | 23.9万/坪 (71.1坪) | 12.2万/坪 (145坪) | 12.0万/坪 (249坪) |
| 武蔵高萩駅 | - | 12.4万/坪 (140坪) | 10.4万/坪 (139坪) |
| 高麗川駅 | - | 16.6万/坪 (125坪) | 18.2万/坪 (100坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
笠幡駅 23.9 万/坪(昨年同期比 +96.3 ％)
笠幡駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 23.9万円/坪(7.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +96.3％( +11.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2024年)に比べて -89.5％( -17件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 71.1 坪 (昨年 145.0 坪から -51.0 ％減)。
川越駅 56.2 万/坪(昨年同期比 +95.6 ％)
川越駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 56.2万円/坪(17.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +95.6％( +27.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(１年前(2024年)に比べて -83.0％( -44件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 224.9 坪 (昨年 125.5 坪から +79.3 ％増)。
南古谷駅 7.3 万/坪(昨年同期比 -48.2 ％)
南古谷駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.3万円/坪(2.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -48.2％( -6.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(１年前(2024年)に比べて -78.1％( -25件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 159.7 坪 (昨年 137.3 坪から +16.3 ％増)。
的場駅 22.5 万/坪(昨年同期比 -41.4 ％)
的場駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 22.5万円/坪(6.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -41.4％( -15.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -88.9％( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 30.3 坪 (昨年 43.2 坪から -30.0 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 11.4 分 → 2025年 9.0 分、-21.4 ％と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示