物件種別
対象路線
調査期間
土地
2024年第4四半期
2024年10月12月

この記事は不動産鑑定士、宅地建物取引士により監修しています

記事監修:岩野 愛弓
【監修者】

宅地建物取引士・日商簿記2級

岩野 愛弓 (監修者)

注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...

土地相場の概況

2024年10月〜12月期の東武越生線 (坂戸駅越生駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.3万円/坪(1.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -71.2%( -13.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 18 件(1年前(2023年)に比べて +20.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均土地面積は 181.2 坪 (昨年 76.6 坪から +136.5 %増)。

近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 5 駅。ほとんどの駅において下落した。武州唐沢駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは越生駅で昨年に比べ +330.5 %、坪単価は 1.6 万円/坪となった。

上位 2 駅(越生駅武州唐沢駅)は +190.2 %(坪単価 +2.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(一本松駅西大家駅)は -97.6 %(坪単価 -18.8 万円/坪)の下落。

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 11.9 分 → 2024年 30.1 分、+153.5 %と大きく増加)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 7.1 % → 2024年 5.6 %)

駅ごとの土地相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった武州唐沢駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.6万円/坪(3.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +49.9%( +3.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

鉄道路線中、最低値の駅となった西大家駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.11万円/坪(0.03万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -96.4%( -2.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

東武越生線(沿線・駅ごとの土地について)
東武越生線現状(2024)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
坂戸駅7.3万/坪
(227坪)
35.0万/坪
(63.0坪)
27.8万/坪
(71.6坪)
一本松駅0.4万/坪
(273坪)
35.1万/坪
(52.2坪)
7.7万/坪
(118坪)
西大家駅0.11万/坪
(278坪)
3.0万/坪
(363坪)
16.0万/坪
(99.8坪)
川角駅-8.5万/坪
(52.9坪)
9.3万/坪
(37.8坪)
武州長瀬駅3.7万/坪
(52.4坪)
13.9万/坪
(46.0坪)
14.7万/坪
(19.7坪)
東毛呂駅9.0万/坪
(86.2坪)
10.7万/坪
(121坪)
-
武州唐沢駅11.6万/坪
(37.8坪)
7.8万/坪
(34.8坪)
10.4万/坪
(109坪)
越生駅1.6万/坪
(209坪)
0.4万/坪
(54.5坪)
-

※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

越生駅1.6 万/坪(昨年同期比 +330.5 %)

越生駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.6万円/坪(0.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +330.5%( +1.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

平均土地面積は 208.7 坪 (昨年 54.5 坪から +283.3 %増)。

武州唐沢駅11.6 万/坪(昨年同期比 +49.9 %)

武州唐沢駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.6万円/坪(3.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +49.9%( +3.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

平均土地面積は 37.8 坪 (昨年 34.8 坪から +8.7 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が減少(2023年 8.0 分 → 2024年 7.0 分、-12.5 %と減少)

一本松駅0.4 万/坪(昨年同期比 -98.8 %)

一本松駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.4万円/坪(0.13万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -98.8%( -34.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2023年)に比べて +50.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均土地面積は 273.3 坪 (昨年 52.2 坪から +423.7 %増)。

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 1.0 分 → 2024年 21.7 分、+2066.7 %と大きく増加)

西大家駅0.1 万/坪(昨年同期比 -96.4 %)

西大家駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.11万円/坪(0.03万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -96.4%( -2.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

平均土地面積は 278.3 坪 (昨年 363.0 坪から -23.3 %減)。

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 18.0 分 → 2024年 24.0 分、+33.3 %と大きく増加)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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