【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年1月〜3月期のJR久留里線 (木更津駅～上総亀山駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.1万円/坪(4.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +8.6％( +1.3万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 22 件(１年前(2024年)に比べて -79.8％( -87件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 128.8 坪 (昨年 115.3 坪から +11.7 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。馬来田駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは馬来田駅で昨年に比べ +97.5 ％、坪単価は 5.9 万円/坪となった。
上位 1 駅(馬来田駅)は +97.5 ％(坪単価 +2.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(東清川駅)は -60.1 ％(坪単価 -4.3 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2024年 27.6 分 → 2025年 23.4 分、-15.4 ％と減少)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 1.8 ％ → 2025年 4.5 ％)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 7.3 ％ → 2025年 4.5 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった木更津駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 20.7万円/坪(6.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +19.0％( +3.3万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 16 件(１年前(2024年)に比べて -80.5％( -66件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった久留里駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.5万円/坪(0.15万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -30.3％( -0.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| JR久留里線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 木更津駅 | 20.7万/坪 (136坪) | 17.4万/坪 (107坪) | 18.0万/坪 (117坪) |
| 祇園駅 | - | 14.4万/坪 (63.5坪) | 12.0万/坪 (137坪) |
| 上総清川駅 | 11.6万/坪 (18.2坪) | 25.3万/坪 (99.8坪) | - |
| 東清川駅 | 2.9万/坪 (203坪) | 7.2万/坪 (138坪) | - |
| 横田駅 | - | 4.7万/坪 (180坪) | 4.4万/坪 (117坪) |
| 東横田駅 | - | 3.6万/坪 (107坪) | 2.5万/坪 (84.9坪) |
| 馬来田駅 | 5.9万/坪 (72.6坪) | 3.0万/坪 (168坪) | 3.9万/坪 (143坪) |
| 下郡駅 | - | - | - |
| 小櫃駅 | - | 5.1万/坪 (393坪) | 1.5万/坪 (40.1坪) |
| 俵田駅 | 1.4万/坪 (131坪) | - | 0.26万/坪 (439坪) |
| 久留里駅 | 0.5万/坪 (99.8坪) | 0.7万/坪 (69.6坪) | 4.1万/坪 (122坪) |
| 平山駅 | - | 1.6万/坪 (151坪) | - |
| 上総松丘駅 | - | - | - |
| 上総亀山駅 | - | 3.1万/坪 (152坪) | 1.5万/坪 (142坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
馬来田駅 5.9 万/坪(昨年同期比 +97.5 ％)
馬来田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.9万円/坪(1.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +97.5％( +2.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 72.6 坪 (昨年 168.4 坪から -56.9 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 12.3 分 → 2025年 19.0 分、+54.1 ％と大きく増加)
東清川駅 2.9 万/坪(昨年同期比 -60.1 ％)
東清川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.9万円/坪(0.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -60.1％( -4.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 202.7 坪 (昨年 137.6 坪から +47.3 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 6.0 分 → 2025年 3.0 分、-50.0 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 50.0 ％ → 2025年 100.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示