【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年1月〜3月期の東武野田線 (川間駅～船橋駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 56.9万円/坪(17.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +18.5％( +8.9万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 48 件(１年前(2024年)に比べて -89.0％( -388件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 99.3 坪 (昨年 80.4 坪から +23.5 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 8 駅に対して、値下がりした駅数は 10 駅。ほとんどの駅において下落した。川間駅、愛宕駅、運河駅、初石駅、柏駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは流山おおたかの森駅で昨年に比べ +217.4 ％、坪単価は 365 万円/坪となった。
上位 2 駅(流山おおたかの森駅、塚田駅)は +169.8 ％(坪単価 +167.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(高柳駅、馬込沢駅)は -82.2 ％(坪単価 -26.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2024年 6.0 ％ → 2025年 6.2 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった流山おおたかの森駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 365万円/坪(111万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +217.4％( +250.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -92.9％( -13件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった高柳駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.1万円/坪(1.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -89.0％( -25.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2024年)に比べて -85.7％( -18件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 東武野田線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 川間駅 | 18.9万/坪 (64.0坪) | 13.4万/坪 (99.5坪) | 14.8万/坪 (122坪) |
| 七光台駅 | 25.4万/坪 (39.3坪) | 21.2万/坪 (250坪) | 14.7万/坪 (393坪) |
| 清水公園駅 | - | 15.0万/坪 (191坪) | 19.1万/坪 (125坪) |
| 愛宕駅 | 24.9万/坪 (278坪) | 20.6万/坪 (83.7坪) | 19.2万/坪 (132坪) |
| 野田市駅 | 5.5万/坪 (52.2坪) | 15.5万/坪 (113坪) | 15.7万/坪 (115坪) |
| 梅郷駅 | - | 26.7万/坪 (69.3坪) | 18.7万/坪 (118坪) |
| 運河駅 | 40.1万/坪 (49.9坪) | 31.3万/坪 (109坪) | 30.7万/坪 (90.5坪) |
| 江戸川台駅 | 47.0万/坪 (575坪) | 48.8万/坪 (67.4坪) | 44.0万/坪 (74.3坪) |
| 初石駅 | 90.3万/坪 (85.7坪) | 51.7万/坪 (90.1坪) | 61.5万/坪 (92.3坪) |
| 流山おおたかの森駅 | 365万/坪 (115坪) | 115万/坪 (52.5坪) | 126万/坪 (74.6坪) |
| 豊四季駅 | 27.0万/坪 (55.5坪) | 47.4万/坪 (77.8坪) | 58.7万/坪 (95.1坪) |
| 柏駅 | 79.6万/坪 (67.6坪) | 64.2万/坪 (80.1坪) | 61.8万/坪 (72.2坪) |
| 新柏駅 | - | 52.6万/坪 (42.7坪) | 52.9万/坪 (36.8坪) |
| 増尾駅 | - | 40.1万/坪 (80.0坪) | 38.4万/坪 (86.6坪) |
| 逆井駅 | 8.8万/坪 (22.7坪) | 27.1万/坪 (85.2坪) | 32.7万/坪 (54.2坪) |
| 高柳駅 | 3.1万/坪 (117坪) | 28.7万/坪 (92.0坪) | 38.9万/坪 (58.3坪) |
| 六実駅 | 36.6万/坪 (45.4坪) | 41.4万/坪 (75.6坪) | 29.7万/坪 (50.5坪) |
| 新鎌ケ谷駅 | - | 95.0万/坪 (85.7坪) | 47.5万/坪 (90.1坪) |
| 鎌ケ谷駅 | 23.4万/坪 (47.4坪) | 42.8万/坪 (46.3坪) | 38.6万/坪 (77.7坪) |
| 馬込沢駅 | 8.6万/坪 (311坪) | 35.0万/坪 (52.4坪) | 32.6万/坪 (46.8坪) |
| 塚田駅 | 153万/坪 (24.2坪) | 68.8万/坪 (63.9坪) | 73.2万/坪 (56.2坪) |
| 新船橋駅 | 109万/坪 (21.2坪) | 110万/坪 (35.0坪) | 76.0万/坪 (30.3坪) |
| 船橋駅 | 53.1万/坪 (30.3坪) | 106万/坪 (65.9坪) | 87.9万/坪 (61.9坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
流山おおたかの森駅 365.4 万/坪(昨年同期比 +217.4 ％)
流山おおたかの森駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 365万円/坪(111万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +217.4％( +250.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -92.9％( -13件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 115.0 坪 (昨年 52.5 坪から +118.9 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 15.4 分 → 2025年 4.0 分、-74.0 ％と大きく減少)
塚田駅 152.9 万/坪(昨年同期比 +122.3 ％)
塚田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 153万円/坪(46.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +122.3％( +84.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -93.8％( -15件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 24.2 坪 (昨年 63.9 坪から -62.1 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 14.7 分 → 2025年 11.0 分、-25.1 ％と大きく減少)
高柳駅 3.1 万/坪(昨年同期比 -89.0 ％)
高柳駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.1万円/坪(1.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -89.0％( -25.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2024年)に比べて -85.7％( -18件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 117.0 坪 (昨年 92.0 坪から +27.2 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 18.4 分 → 2025年 29.7 分、+61.4 ％と大きく増加)
馬込沢駅 8.6 万/坪(昨年同期比 -75.3 ％)
馬込沢駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.6万円/坪(2.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -75.3％( -26.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2024年)に比べて -91.9％( -34件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 310.6 坪 (昨年 52.4 坪から +492.6 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 13.5 分 → 2025年 18.0 分、+33.5 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示