【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年1月〜3月期の東武野田線 (川間駅～船橋駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 56.9万円/坪(17.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +22.8％( +10.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 48 件(１年前(2024年)に比べて -57.9％( -66件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 99.3 坪 (昨年 81.6 坪から +21.6 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 10 駅に対して、値下がりした駅数は 8 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。川間駅、七光台駅、柏駅、六実駅、塚田駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは流山おおたかの森駅で昨年に比べ +202.8 ％、坪単価は 365 万円/坪となった。
上位 2 駅(流山おおたかの森駅、初石駅)は +163.6 ％(坪単価 +147.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(高柳駅、馬込沢駅)は -86.7 ％(坪単価 -37.8 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 3.5 ％ → 2025年 6.2 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった流山おおたかの森駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 365万円/坪(111万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +202.8％( +244.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった高柳駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.1万円/坪(1.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -92.6％( -39.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2024年)に比べて -25.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 東武野田線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 川間駅 | 18.9万/坪 (64.0坪) | 14.7万/坪 (65.9坪) | 19.8万/坪 (78.9坪) |
| 七光台駅 | 25.4万/坪 (39.3坪) | 14.6万/坪 (260坪) | 14.7万/坪 (393坪) |
| 清水公園駅 | - | 1.0万/坪 (56.0坪) | 16.4万/坪 (65.0坪) |
| 愛宕駅 | 24.9万/坪 (278坪) | 23.6万/坪 (48.4坪) | 31.3万/坪 (39.3坪) |
| 野田市駅 | 5.5万/坪 (52.2坪) | 24.4万/坪 (96.3坪) | 19.1万/坪 (85.2坪) |
| 梅郷駅 | - | 28.1万/坪 (53.9坪) | 14.2万/坪 (252坪) |
| 運河駅 | 40.1万/坪 (49.9坪) | 38.5万/坪 (115坪) | 19.5万/坪 (74.1坪) |
| 江戸川台駅 | 47.0万/坪 (575坪) | 46.6万/坪 (76.5坪) | 30.0万/坪 (63.7坪) |
| 初石駅 | 90.3万/坪 (85.7坪) | 40.3万/坪 (120坪) | 30.0万/坪 (103坪) |
| 流山おおたかの森駅 | 365万/坪 (115坪) | 121万/坪 (47.6坪) | 122万/坪 (95.3坪) |
| 豊四季駅 | 27.0万/坪 (55.5坪) | 27.7万/坪 (130坪) | 63.7万/坪 (55.6坪) |
| 柏駅 | 79.6万/坪 (67.6坪) | 55.1万/坪 (106坪) | 79.0万/坪 (51.7坪) |
| 新柏駅 | - | 45.6万/坪 (47.9坪) | 43.9万/坪 (43.9坪) |
| 増尾駅 | - | 53.5万/坪 (42.4坪) | 29.9万/坪 (63.5坪) |
| 逆井駅 | 8.8万/坪 (22.7坪) | 16.7万/坪 (174坪) | 39.8万/坪 (69.1坪) |
| 高柳駅 | 3.1万/坪 (117坪) | 42.5万/坪 (37.1坪) | 23.8万/坪 (68.8坪) |
| 六実駅 | 36.6万/坪 (45.4坪) | 27.3万/坪 (129坪) | 23.4万/坪 (71.1坪) |
| 新鎌ケ谷駅 | - | - | - |
| 鎌ケ谷駅 | 23.4万/坪 (47.4坪) | 29.2万/坪 (46.9坪) | 28.9万/坪 (48.4坪) |
| 馬込沢駅 | 8.6万/坪 (311坪) | 44.8万/坪 (65.5坪) | 39.6万/坪 (42.9坪) |
| 塚田駅 | 153万/坪 (24.2坪) | 77.9万/坪 (42.5坪) | 75.7万/坪 (58.6坪) |
| 新船橋駅 | 109万/坪 (21.2坪) | 128万/坪 (25.7坪) | - |
| 船橋駅 | 53.1万/坪 (30.3坪) | 85.0万/坪 (85.8坪) | 71.4万/坪 (59.7坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
流山おおたかの森駅 365.4 万/坪(昨年同期比 +202.8 ％)
流山おおたかの森駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 365万円/坪(111万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +202.8％( +244.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 115.0 坪 (昨年 47.6 坪から +141.3 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 19.0 分 → 2025年 4.0 分、-78.9 ％と大きく減少)
初石駅 90.3 万/坪(昨年同期比 +124.3 ％)
初石駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 90.3万円/坪(27.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +124.3％( +50.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(１年前(2024年)に比べて -25.0％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 85.7 坪 (昨年 120.1 坪から -28.6 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 15.8 分 → 2025年 12.5 分、-20.6 ％と大きく減少)
高柳駅 3.1 万/坪(昨年同期比 -92.6 ％)
高柳駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.1万円/坪(1.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -92.6％( -39.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2024年)に比べて -25.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 117.0 坪 (昨年 37.1 坪から +215.6 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 14.2 分 → 2025年 29.7 分、+108.2 ％と大きく増加)
馬込沢駅 8.6 万/坪(昨年同期比 -80.7 ％)
馬込沢駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.6万円/坪(2.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -80.7％( -36.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2024年)に比べて -70.0％( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 310.6 坪 (昨年 65.5 坪から +374.2 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 14.6 分 → 2025年 18.0 分、+23.3 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示