【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年1月〜6月期の阪神なんば線 (尼崎駅~大物駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 73.3万円/坪(22.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて -6.4%( -5.0万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 12 件(1年前(2024年)に比べて -66.7%( -24件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 32.1 坪 (昨年 47.3 坪から -32.0 %減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。大物駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは大物駅で昨年に比べ +11.9 %、坪単価は 69.7 万円/坪となった。
上位 1 駅(大物駅)は +11.9 %(坪単価 +7.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(尼崎駅)は -8.7 %(坪単価 -7.2 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 11.1 % → 2025年 8.3 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった尼崎駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 75.1万円/坪(22.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて -8.7%( -7.2万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 8 件(1年前(2024年)に比べて -72.4%( -21件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった大物駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 69.7万円/坪(21.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて +11.9%( +7.4万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 4 件(1年前(2024年)に比べて -42.9%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 阪神なんば線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 尼崎駅 | 75.1万/坪 (36.9坪) | 82.3万/坪 (47.7坪) | 78.0万/坪 (70.5坪) |
| 大物駅 | 69.7万/坪 (22.7坪) | 62.3万/坪 (45.6坪) | 58.5万/坪 (39.8坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
大物駅 69.7 万/坪(昨年同期比 +11.9 %)
大物駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 69.7万円/坪(21.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて +11.9%( +7.4万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 4 件(1年前(2024年)に比べて -42.9%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 22.7 坪 (昨年 45.6 坪から -50.2 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2024年 8.6 分 → 2025年 7.0 分、-18.3 %と減少)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2024年 28.6 % → 2025年 25.0 %)
尼崎駅 75.1 万/坪(昨年同期比 -8.7 %)
尼崎駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 75.1万円/坪(22.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて -8.7%( -7.2万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 8 件(1年前(2024年)に比べて -72.4%( -21件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 36.9 坪 (昨年 47.7 坪から -22.7 %減)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示