
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年1月〜3月期の山陽新幹線 (新神戸駅~相生駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 46.5万円/坪(14.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて +12.8%( +5.3万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 29 件(1年前(2024年)に比べて -84.3%( -156件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 85.2 坪 (昨年 71.1 坪から +19.8 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。姫路駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは姫路駅で昨年に比べ +27.8 %、坪単価は 41.3 万円/坪となった。
上位 1 駅(姫路駅)は +27.8 %(坪単価 +9.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(相生駅)は -57.3 %(坪単価 -8.2 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 3.2 % → 2025年 13.8 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった新神戸駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 155万円/坪(46.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて -56.7%( -202.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった相生駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.1万円/坪(1.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて -57.3%( -8.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2024年)に比べて -58.3%( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
山陽新幹線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
新神戸駅 | 155万/坪 (27.2坪) | 357万/坪 (64.3坪) | 96.2万/坪 (22.7坪) |
西明石駅 | 66.1万/坪 (58.2坪) | 65.5万/坪 (43.7坪) | 54.9万/坪 (52.0坪) |
姫路駅 | 41.3万/坪 (87.9坪) | 32.3万/坪 (76.7坪) | 30.0万/坪 (94.6坪) |
相生駅 | 6.1万/坪 (120坪) | 14.4万/坪 (92.4坪) | 12.2万/坪 (117坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
姫路駅 41.3 万/坪(昨年同期比 +27.8 %)
姫路駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 41.3万円/坪(12.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて +27.8%( +9.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 18 件(1年前(2024年)に比べて -86.7%( -117件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 87.9 坪 (昨年 76.7 坪から +14.6 %増)。
相生駅 6.1 万/坪(昨年同期比 -57.3 %)
相生駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.1万円/坪(1.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて -57.3%( -8.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2024年)に比べて -58.3%( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 120.1 坪 (昨年 92.4 坪から +30.0 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 16.5 分 → 2025年 8.6 分、-47.9 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 16.7 % → 2025年 60.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示