
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年1月〜3月期の山陽新幹線 (新神戸駅~相生駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 46.5万円/坪(14.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて +34.6%( +11.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 29 件(1年前(2024年)に比べて -49.1%( -28件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 85.2 坪 (昨年 66.7 坪から +27.7 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。姫路駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは姫路駅で昨年に比べ +38.5 %、坪単価は 41.3 万円/坪となった。
上位 1 駅(姫路駅)は +38.5 %(坪単価 +11.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(相生駅)は -62.5 %(坪単価 -10.2 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 5.3 % → 2025年 13.8 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった西明石駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 66.1万円/坪(20.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて +6.5%( +4.0万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 4 件(1年前(2024年)に比べて -60.0%( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった相生駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.1万円/坪(1.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて -62.5%( -10.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2024年)に比べて +25.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
山陽新幹線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
新神戸駅 | 155万/坪 (27.2坪) | - | - |
西明石駅 | 66.1万/坪 (58.2坪) | 62.1万/坪 (37.1坪) | 59.7万/坪 (60.5坪) |
姫路駅 | 41.3万/坪 (87.9坪) | 29.8万/坪 (75.3坪) | 36.1万/坪 (124坪) |
相生駅 | 6.1万/坪 (120坪) | 16.3万/坪 (48.0坪) | 14.4万/坪 (70.0坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
姫路駅 41.3 万/坪(昨年同期比 +38.5 %)
姫路駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 41.3万円/坪(12.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて +38.5%( +11.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 18 件(1年前(2024年)に比べて -58.1%( -25件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 87.9 坪 (昨年 75.3 坪から +16.7 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2024年 30.3 分 → 2025年 34.2 分、+12.8 %と増加)
相生駅 6.1 万/坪(昨年同期比 -62.5 %)
相生駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.1万円/坪(1.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて -62.5%( -10.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2024年)に比べて +25.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 120.1 坪 (昨年 48.0 坪から +150.1 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 11.8 分 → 2025年 8.6 分、-26.8 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 25.0 % → 2025年 60.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示