
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年10月〜12月期の山陽新幹線 (新神戸駅~相生駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 37.4万円/坪(11.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +4.0%( +1.4万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 17 件(1年前(2023年)に比べて -68.5%( -37件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 84.1 坪 (昨年 81.0 坪から +3.8 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。西明石駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは西明石駅で昨年に比べ +57.9 %、坪単価は 86.0 万円/坪となった。
上位 1 駅(西明石駅)は +57.9 %(坪単価 +31.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(相生駅)は -28.4 %(坪単価 -3.9 万円/坪)の下落。
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった西明石駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 86.0万円/坪(26.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +57.9%( +31.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2023年)に比べて -76.9%( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった相生駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.8万円/坪(3.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -28.4%( -3.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -87.5%( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
山陽新幹線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
新神戸駅 | - | 74.4万/坪 (24.2坪) | 110万/坪 (31.8坪) |
西明石駅 | 86.0万/坪 (40.3坪) | 54.4万/坪 (40.0坪) | 47.9万/坪 (77.7坪) |
姫路駅 | 28.3万/坪 (93.0坪) | 32.1万/坪 (83.4坪) | 27.3万/坪 (66.2坪) |
相生駅 | 9.8万/坪 (99.8坪) | 13.7万/坪 (154坪) | 6.0万/坪 (121坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
西明石駅 86.0 万/坪(昨年同期比 +57.9 %)
西明石駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 86.0万円/坪(26.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +57.9%( +31.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2023年)に比べて -76.9%( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 40.3 坪 (昨年 40.0 坪から +0.8 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 13.6 分 → 2024年 8.7 分、-36.3 %と大きく減少)
相生駅 9.8 万/坪(昨年同期比 -28.4 %)
相生駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.8万円/坪(3.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -28.4%( -3.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -87.5%( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 99.8 坪 (昨年 154.3 坪から -35.3 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 14.0 分 → 2024年 30.0 分、+114.3 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示