【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年1月〜3月期の山陽電鉄網干線 (飾磨駅～山陽網干駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 20.4万円/坪(6.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +1.8％( +0.4万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 18 件(１年前(2024年)に比べて +5.9％( +1件/坪)と堅調に推移しています。)。
平均土地面積は 83.9 坪 (昨年 65.4 坪から +28.3 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。西飾磨駅は、昨年から 5 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは飾磨駅で昨年に比べ +191.8 ％、坪単価は 30.9 万円/坪となった。
上位 1 駅(飾磨駅)は +191.8 ％(坪単価 +20.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(広畑駅)は -23.8 ％(坪単価 -7.2 万円/坪)の下落。
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった飾磨駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 30.9万円/坪(9.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +191.8％( +20.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(１年前(2024年)に比べて +300.0％( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった山陽網干駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.2万円/坪(3.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -2.6％( -0.3万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 4 件(１年前(2024年)に比べて -20.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 山陽電鉄網干線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 飾磨駅 | 30.9万/坪 (91.9坪) | 10.6万/坪 (45.4坪) | 19.7万/坪 (80.7坪) |
| 西飾磨駅 | 28.2万/坪 (124坪) | 26.4万/坪 (49.2坪) | 14.8万/坪 (279坪) |
| 夢前川駅 | 12.0万/坪 (49.9坪) | - | - |
| 広畑駅 | 23.1万/坪 (54.5坪) | 30.4万/坪 (64.1坪) | 23.7万/坪 (111坪) |
| 山陽天満駅 | 22.8万/坪 (49.9坪) | 10.3万/坪 (43.9坪) | - |
| 平松駅 | 14.0万/坪 (132坪) | - | - |
| 山陽網干駅 | 10.2万/坪 (90.8坪) | 10.5万/坪 (92.3坪) | 10.3万/坪 (120坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
飾磨駅 30.9 万/坪(昨年同期比 +191.8 ％)
飾磨駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 30.9万円/坪(9.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +191.8％( +20.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(１年前(2024年)に比べて +300.0％( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 91.9 坪 (昨年 45.4 坪から +102.5 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 21.0 分 → 2025年 12.8 分、-39.3 ％と大きく減少)
広畑駅 23.1 万/坪(昨年同期比 -23.8 ％)
広畑駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 23.1万円/坪(7.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -23.8％( -7.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2024年)に比べて -40.0％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 54.5 坪 (昨年 64.1 坪から -15.1 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2024年 10.2 分 → 2025年 8.3 分、-18.3 ％と減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示