【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年1月〜6月期の京都丹後鉄道宮舞線 (西舞鶴駅～宮津駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.4万円/坪(3.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +30.3％( +2.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 11 件(１年前(2024年)に比べて -79.2％( -42件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 87.5 坪 (昨年 94.7 坪から -7.7 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。西舞鶴駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは栗田駅で昨年に比べ +751.5 ％、坪単価は 7.1 万円/坪となった。
上位 1 駅(栗田駅)は +751.5 ％(坪単価 +6.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(宮津駅)は -17.3 ％(坪単価 -0.9 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2024年 18.7 分 → 2025年 15.2 分、-19.0 ％と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 5.7 ％ → 2025年 18.2 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった西舞鶴駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 18.7万円/坪(5.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +39.4％( +5.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(１年前(2024年)に比べて -81.8％( -27件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった宮津駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.3万円/坪(1.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -17.3％( -0.9万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 4 件(１年前(2024年)に比べて -66.7％( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 京都丹後鉄道宮舞線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 西舞鶴駅 | 18.7万/坪 (85.2坪) | 13.4万/坪 (99.8坪) | 13.5万/坪 (102坪) |
| 四所駅 | - | 1.1万/坪 (137坪) | 1.6万/坪 (107坪) |
| 東雲駅 | - | - | 1.2万/坪 (177坪) |
| 丹後神崎駅 | - | - | - |
| 丹後由良駅 | - | - | - |
| 栗田駅 | 7.1万/坪 (124坪) | 0.8万/坪 (112坪) | 3.4万/坪 (159坪) |
| 宮津駅 | 4.3万/坪 (81.7坪) | 5.2万/坪 (61.6坪) | 3.6万/坪 (59.0坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
栗田駅 7.1 万/坪(昨年同期比 +751.5 ％)
栗田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.1万円/坪(2.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +751.5％( +6.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -75.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 124.0 坪 (昨年 111.5 坪から +11.2 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 10.8 分 → 2025年 30.0 分、+179.1 ％と大きく増加)
宮津駅 4.3 万/坪(昨年同期比 -17.3 ％)
宮津駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.3万円/坪(1.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -17.3％( -0.9万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 4 件(１年前(2024年)に比べて -66.7％( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 81.7 坪 (昨年 61.6 坪から +32.5 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2024年 11.4 分 → 2025年 9.8 分、-14.6 ％と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 16.7 ％ → 2025年 25.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示