【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2025年4月〜6月期の山陽新幹線 (小倉駅~博多駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 67.3万円/坪(20.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -37.5%( -40.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 10 件(1年前(2024年)に比べて -54.5%( -12件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 22.7年(昨年 26.9年から -15.7 %減)。平均土地面積は 82.6 坪 (昨年 77.8 坪から +6.2 %増)。平均建物面積は 97.4 坪 (昨年 111.2 坪から -12.4 %減)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。小倉駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは小倉駅で昨年に比べ +64.3 %、坪単価は 67.3 万円/坪となった。
上位 1 駅(小倉駅)は +64.3 %(坪単価 +26.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(小倉駅)は +64.3 %(坪単価 +26.3 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2024年 26.9 年 → 2025年 22.7 年、-15.7 %と減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 21.1 % → 2025年 40.0 %)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 26.3 % → 2025年 10.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2024年 21.3 分 → 2025年 24.7 分、+15.7 %と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2024年 26.3 % → 2025年 30.0 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった小倉駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 67.3万円/坪(20.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +64.3%( +26.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 10 件(1年前(2024年)に比べて -23.1%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった小倉駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 67.3万円/坪(20.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +64.3%( +26.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 10 件(1年前(2024年)に比べて -23.1%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 山陽新幹線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 小倉駅 | 67.3万/坪 (22.7年/82.6坪) | 41.0万/坪 (33.9年/106坪) | 50.3万/坪 (36.4年/123坪) |
| 博多駅 | - | 197万/坪 (17.3年/40.5坪) | 224万/坪 (15.3年/34.4坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
小倉駅 67.3 万/坪(昨年同期比 +64.3 %)
小倉駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 67.3万円/坪(20.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +64.3%( +26.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 10 件(1年前(2024年)に比べて -23.1%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 22.7年(昨年 33.9年から -33.2 %減)。平均土地面積は 82.6 坪 (昨年 105.7 坪から -21.9 %減)。平均建物面積は 97.4 坪 (昨年 102.0 坪から -4.5 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2024年 33.9 年 → 2025年 22.7 年、-33.2 %と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 9.1 % → 2025年 40.0 %)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 36.4 % → 2025年 10.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示