この記事は不動産鑑定士、宅地建物取引士により監修しています
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2025年4月〜6月期の土佐くろしお鉄道阿佐線 (後免駅～奈半利駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 50.4万円/坪(15.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -24.5％( -16.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(１年前(2024年)に比べて -64.7％( -11件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 22.6年(昨年 31.2年から -27.6 ％減)。平均土地面積は 92.8 坪 (昨年 70.5 坪から +31.6 ％増)。平均建物面積は 41.6 坪 (昨年 37.3 坪から +11.6 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。後免町駅は、昨年から 10 ％以上の値下がり。最も値下がりしたのは安芸駅で昨年に比べ -24.7 ％、坪単価は 15.2 万円/坪となった。
上位 1 駅(後免町駅)は -8.5 ％(坪単価 -9.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(安芸駅)は -24.7 ％(坪単価 -5.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2024年 31.2 年 → 2025年 22.6 年、-27.6 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 32.8 分 → 2025年 14.7 分、-55.2 ％と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 50.0 ％ → 2025年 16.7 ％)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2024年 28.6 ％ → 2025年 33.3 ％)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 14.3 ％ → 2025年 33.3 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった後免町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 101万円/坪(30.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -8.5％( -9.4万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 2 件(１年前(2024年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった安芸駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.2万円/坪(4.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -24.7％( -5.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2024年)に比べて +50.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
| 土佐くろしお鉄道阿佐線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 後免駅 | - | 82.4万/坪 (30.6年/57.8坪) | 86.6万/坪 (28.9年/56.3坪) |
| 後免町駅 | 101万/坪 (0.8年/43.9坪) | 110万/坪 (0.25年/39.3坪) | - |
| 立田駅 | - | 139万/坪 (1.3年/45.4坪) | - |
| のいち駅 | - | 93.2万/坪 (17.6年/65.0坪) | 35.4万/坪 (41.3年/68.1坪) |
| よしかわ駅 | - | - | - |
| あかおか駅 | - | - | 29.5万/坪 (33.3年/109坪) |
| 香我美駅 | - | - | 16.5万/坪 (27.3年/30.3坪) |
| 夜須駅 | - | - | 15.7万/坪 (46.3年/57.5坪) |
| 西分駅 | - | - | - |
| 和食駅 | - | - | - |
| 赤野駅 | - | - | - |
| 穴内駅 | - | - | - |
| 球場前駅 | - | - | - |
| あき総合病院前駅 | - | 20.5万/坪 (54.8年/151坪) | - |
| 安芸駅 | 15.2万/坪 (40.6年/66.6坪) | 20.1万/坪 (50.8年/64.3坪) | 10.5万/坪 (57.3年/37.1坪) |
| 伊尾木駅 | - | - | - |
| 下山駅 | - | - | - |
| 唐浜駅 | - | - | - |
| 安田駅 | - | - | - |
| 田野駅 | 55.1万/坪 (12.3年/269坪) | - | - |
| 奈半利駅 | - | 7.2万/坪 (39.8年/66.0坪) | 2.2万/坪 (0年/28.7坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
後免町駅 100.8 万/坪(昨年同期比 -8.5 ％)
後免町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 101万円/坪(30.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -8.5％( -9.4万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 2 件(１年前(2024年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 0.8年(昨年 0.3年から +198.4 ％増)。平均土地面積は 43.9 坪 (昨年 39.3 坪から +11.5 ％増)。平均建物面積は 33.3 坪 (昨年 31.8 坪から +4.8 ％増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 0.3 年 → 2025年 0.8 年、+198.4 ％と大きく増加)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2024年 100.0 ％ → 2025年 100.0 ％)
安芸駅 15.2 万/坪(昨年同期比 -24.7 ％)
安芸駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.2万円/坪(4.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -24.7％( -5.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2024年)に比べて +50.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 40.6年(昨年 50.8年から -20.0 ％減)。平均土地面積は 66.6 坪 (昨年 64.3 坪から +3.5 ％増)。平均建物面積は 55.0 坪 (昨年 21.2 坪から +159.5 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2024年 50.8 年 → 2025年 40.6 年、-20.0 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が減少(2024年 20.0 分 → 2025年 16.7 分、-16.7 ％と減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 100.0 ％ → 2025年 33.3 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示