【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年10月〜12月期のJR鳴門線 (池谷駅～鳴門駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 34.2万円/坪(10.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -32.0％( -16.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 8 件(１年前(2023年)に比べて -11.1％( -1件/坪)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 29.8年(昨年 21.4年から +39.2 ％増)。平均土地面積は 132.9 坪 (昨年 88.6 坪から +50.1 ％増)。平均建物面積は 73.9 坪 (昨年 52.7 坪から +40.1 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。撫養駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは撫養駅で昨年に比べ +89.3 ％、坪単価は 78.7 万円/坪となった。
上位 1 駅(撫養駅)は +89.3 ％(坪単価 +37.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(鳴門駅)は -37.7 ％(坪単価 -16.8 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2023年 12.5 ％ → 2024年 12.5 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 21.4 年 → 2024年 29.8 年、+39.2 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 27.8 分 → 2024年 34.2 分、+23.3 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 37.5 ％ → 2024年 50.0 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった撫養駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 78.7万円/坪(23.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて +89.3％( +37.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった鳴門駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 27.8万円/坪(8.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -37.7％( -16.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(前年比変わらず)。
| JR鳴門線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 池谷駅 | - | - | - |
| 阿波大谷駅 | - | - | - |
| 立道駅 | - | - | 32.0万/坪 (46.8年/66.6坪) |
| 教会前駅 | - | - | - |
| 金比羅前駅 | - | 92.6万/坪 (0.8年/52.9坪) | 43.9万/坪 (32.4年/49.4坪) |
| 撫養駅 | 78.7万/坪 (-0.25年/54.5坪) | 41.6万/坪 (20.8年/424坪) | 5.3万/坪 (42.8年/43.1坪) |
| 鳴門駅 | 27.8万/坪 (34.1年/144坪) | 44.6万/坪 (24.9年/45.8坪) | 27.4万/坪 (32.8年/94.7坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
撫養駅 78.7 万/坪(昨年同期比 +89.3 ％)
撫養駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 78.7万円/坪(23.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて +89.3％( +37.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は -0.2年(昨年 20.8年から -101.2 ％減)。平均土地面積は 54.5 坪 (昨年 423.5 坪から -87.1 ％減)。平均建物面積は 31.8 坪 (昨年 199.7 坪から -84.1 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 20.8 年 → 2024年 -0.2 年、-101.2 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2023年 18.0 分 → 2024年 20.0 分、+11.1 ％と増加)
鳴門駅 27.8 万/坪(昨年同期比 -37.7 ％)
鳴門駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 27.8万円/坪(8.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -37.7％( -16.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 34.1年(昨年 24.9年から +36.6 ％増)。平均土地面積は 144.1 坪 (昨年 45.8 坪から +214.6 ％増)。平均建物面積は 79.9 坪 (昨年 30.8 坪から +160.0 ％増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 24.9 年 → 2024年 34.1 年、+36.6 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が増加(2023年 30.7 分 → 2024年 36.3 分、+18.1 ％と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2023年 50.0 ％ → 2024年 57.1 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示