
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年1月〜3月期のJR鳴門線 (池谷駅~鳴門駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 79.4万円/坪(24.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +147.9%( +47.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 13 件(1年前(2023年)に比べて -13.3%( -2件/坪)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 14.3年(昨年 27.1年から -47.2 %減)。平均土地面積は 92.0 坪 (昨年 97.3 坪から -5.4 %減)。平均建物面積は 52.9 坪 (昨年 47.2 坪から +12.1 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。
上位 1 駅(鳴門駅)は +190.8 %(坪単価 +55.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(金比羅前駅)は -36.4 %(坪単価 -26.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 27.1 年 → 2024年 14.3 年、-47.2 %と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 23.1 % → 2024年 53.8 %)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 38.5 % → 2024年 7.7 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 29.4 分 → 2024年 39.6 分、+34.6 %と大きく増加)
- 築 6 年未満の築浅物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2023年 7.7 % → 2024年 7.7 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった鳴門駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 84.8万円/坪(25.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +190.8%( +55.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 10 件(1年前(2023年)に比べて -9.1%( -1件/坪)と弱含みに推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった金比羅前駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 46.1万円/坪(13.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -36.4%( -26.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
JR鳴門線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
池谷駅 | - | - | - |
阿波大谷駅 | - | 23.1万/坪 (24.0年/233坪) | - |
立道駅 | - | - | - |
教会前駅 | - | - | - |
金比羅前駅 | 46.1万/坪 (17.5年/247坪) | 72.4万/坪 (0年/39.3坪) | - |
撫養駅 | 92.0万/坪 (1.0年/56.0坪) | - | 17.2万/坪 (31.0年/57.5坪) |
鳴門駅 | 84.8万/坪 (15.0年/64.7坪) | 29.2万/坪 (29.8年/95.6坪) | 39.9万/坪 (21.5年/63.5坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
鳴門駅 84.8 万/坪(昨年同期比 +190.8 %)
鳴門駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 84.8万円/坪(25.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +190.8%( +55.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 10 件(1年前(2023年)に比べて -9.1%( -1件/坪)と弱含みに推移しています。)。
平均築年数は 15.0年(昨年 29.8年から -49.7 %減)。平均土地面積は 64.7 坪 (昨年 95.6 坪から -32.3 %減)。平均建物面積は 33.7 坪 (昨年 47.4 坪から -28.9 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 29.8 年 → 2024年 15.0 年、-49.7 %と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 18.2 % → 2024年 50.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 35.0 分 → 2024年 42.5 分、+21.4 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2023年 27.3 % → 2024年 30.0 %)
金比羅前駅 46.1 万/坪(昨年同期比 -36.4 %)
金比羅前駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 46.1万円/坪(13.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -36.4%( -26.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 246.5 坪 (昨年 39.3 坪から +526.9 %増)。平均建物面積は 158.1 坪 (昨年 31.8 坪から +397.6 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 20.0 分 → 2024年 25.0 分、+25.0 %と大きく増加)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 100.0 % → 2024年 50.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示