
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2025年1月〜3月期のJR美祢線 (厚狭駅~長門市駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 20.4万円/坪(6.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -13.7%( -3.2万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 5 件(1年前(2024年)に比べて -83.3%( -25件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 35.5年(昨年 33.2年から +6.8 %増)。平均土地面積は 157.0 坪 (昨年 113.5 坪から +38.3 %増)。平均建物面積は 45.1 坪 (昨年 43.6 坪から +3.5 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。厚狭駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは長門湯本駅で昨年に比べ +179.4 %、坪単価は 1.9 万円/坪となった。
上位 1 駅(長門湯本駅)は +179.4 %(坪単価 +1.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(重安駅)は -87.4 %(坪単価 -57.1 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 3.7 % → 2025年 25.0 %)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 3.4 % → 2025年 20.0 %)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 40.7 % → 2025年 75.0 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった長門市駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 38.0万円/坪(11.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -8.8%( -3.7万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -85.7%( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった長門湯本駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.9万円/坪(0.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +179.4%( +1.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
JR美祢線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
厚狭駅 | 26.8万/坪 (3.0年/38.6坪) | 15.3万/坪 (30.5年/76.8坪) | 25.3万/坪 (37.9年/136坪) |
湯ノ峠駅 | - | - | - |
厚保駅 | - | - | - |
四郎ケ原駅 | - | 11.6万/坪 (39.3年/87.7坪) | 7.8万/坪 (58.5年/81.7坪) |
南大嶺駅 | - | 7.0万/坪 (42.5年/90.8坪) | 3.0万/坪 (50.0年/67.6坪) |
美祢駅 | - | 25.5万/坪 (29.6年/92.3坪) | 55.0万/坪 (19.9年/89.5坪) |
重安駅 | 8.3万/坪 (42.0年/484坪) | 65.3万/坪 (28.8年/215坪) | 6.7万/坪 (46.5年/172坪) |
於福駅 | - | 5.4万/坪 (37.2年/248坪) | 6.3万/坪 (58.5年/256坪) |
長門湯本駅 | 1.9万/坪 (50.0年/175坪) | 0.7万/坪 (45.0年/93.8坪) | 12.2万/坪 (41.8年/98.3坪) |
板持駅 | - | 5.1万/坪 (0年/51.4坪) | 20.6万/坪 (36.5年/131坪) |
長門市駅 | 38.0万/坪 (47.0年/48.4坪) | 41.7万/坪 (33.3年/100坪) | 19.6万/坪 (31.2年/120坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
長門湯本駅 1.9 万/坪(昨年同期比 +179.4 %)
長門湯本駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.9万円/坪(0.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +179.4%( +1.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 50.0年(昨年 45.0年から +11.1 %増)。平均土地面積は 175.5 坪 (昨年 93.8 坪から +87.1 %増)。平均建物面積は 51.4 坪 (昨年 28.7 坪から +78.9 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 120.0 分 → 2025年 11.0 分、-90.8 %と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2024年 100.0 % → 2025年 100.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2024年 45.0 年 → 2025年 50.0 年、+11.1 %と増加)
重安駅 8.3 万/坪(昨年同期比 -87.4 %)
重安駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.3万円/坪(2.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -87.4%( -57.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 42.0年(昨年 28.8年から +46.1 %増)。平均土地面積は 484.0 坪 (昨年 214.8 坪から +125.4 %増)。平均建物面積は 36.3 坪 (昨年 89.2 坪から -59.3 %減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 28.8 年 → 2025年 42.0 年、+46.1 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 69.0 分 → 2025年 120.0 分、+73.9 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 50.0 % → 2025年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示