
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2025年1月〜3月期の井原鉄道 (御領駅~神辺駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 37.7万円/坪(11.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -22.1%( -10.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2024年)に比べて -83.3%( -20件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 16.0年(昨年 18.2年から -11.9 %減)。平均土地面積は 52.2 坪 (昨年 112.2 坪から -53.5 %減)。平均建物面積は 28.0 坪 (昨年 58.3 坪から -52.0 %減)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。湯野駅は、昨年から 20 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは神辺駅で昨年に比べ -68.3 %、坪単価は 15.8 万円/坪となった。
上位 1 駅(湯野駅)は -1.3 %(坪単価 -0.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(神辺駅)は -68.3 %(坪単価 -34.1 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2024年 18.2 年 → 2025年 16.0 年、-11.9 %と減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2024年 44.4 % → 2025年 50.0 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった湯野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 59.7万円/坪(18.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -1.3%( -0.8万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 2 件(1年前(2024年)に比べて -71.4%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった神辺駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.8万円/坪(4.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -68.3%( -34.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2024年)に比べて -75.0%( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
井原鉄道 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
御領駅 | - | 37.9万/坪 (31.2年/122坪) | 25.9万/坪 (39.5年/60.9坪) |
湯野駅 | 59.7万/坪 (1.0年/50.7坪) | 60.4万/坪 (9.7年/76.5坪) | 52.7万/坪 (24.5年/97.3坪) |
神辺駅 | 15.8万/坪 (31.0年/53.7坪) | 49.9万/坪 (16.2年/133坪) | 36.0万/坪 (34.7年/64.0坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
湯野駅 59.7 万/坪(昨年同期比 -1.3 %)
湯野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 59.7万円/坪(18.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -1.3%( -0.8万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 2 件(1年前(2024年)に比べて -71.4%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 1.0年(昨年 9.7年から -89.7 %減)。平均土地面積は 50.7 坪 (昨年 76.5 坪から -33.8 %減)。平均建物面積は 30.3 坪 (昨年 33.3 坪から -9.1 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2024年 9.7 年 → 2025年 1.0 年、-89.7 %と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2024年 83.3 % → 2025年 100.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 12.1 分 → 2025年 17.5 分、+44.1 %と大きく増加)
神辺駅 15.8 万/坪(昨年同期比 -68.3 %)
神辺駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.8万円/坪(4.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -68.3%( -34.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2024年)に比べて -75.0%( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 31.0年(昨年 16.2年から +92.0 %増)。平均土地面積は 53.7 坪 (昨年 132.9 坪から -59.6 %減)。平均建物面積は 25.7 坪 (昨年 68.1 坪から -62.2 %減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 16.2 年 → 2025年 31.0 年、+92.0 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が増加(2024年 8.4 分 → 2025年 10.0 分、+19.4 %と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 28.6 % → 2025年 50.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示